2011年1月9日日曜日

バブル

 さて、新年一発目のセンゴク天正記です。


 まさか、ここで安国寺恵瓊の名前が出てくるとは……これは本編出場期待です。

 今回、荒木が語った離反の理由は、なんと天下一統すると織田家は滅亡すると言うとんでも無いものでした。莫大な銭を使い、その銭を以て戦争をし、戦に勝つことにより商圏を広げる、すると更に金が集まり……その繰り返しが織田家を強大にした、と語ります。この辺は桶狭間戦記を見るとより解りやすいですね。銭の申し子信長、てのが。(それもあって先に桶狭間戦記したのかね?)
 だが、それも銭が回っている内のみ、それが止まれば信長は引っ繰り返ってしまう、と。
 要するに、今がバブルで何れソレは弾けてしまう、それは曾ての日本の様に。
 そう、天下一統してしまえばそれ以上切り取れる領土は無く、合戦は出来無い、そうすれば銭の流れは止まってしまうから。そしてその不満は信長に向けられる、そう荒木は考えたんでしょう。
 ある意味、謙信の戦い続ける事が平穏である、みたいに。戦い続けるから織田家が存続出来るのだと。

 最も、史実で信長は、外征を考えていた見たいですがね。
 信長の天下統一事業を引き継いだ秀吉も統一後外征に乗り出しますが……結果はご覧の通りですね。
 
 さて、そんな高説を語った荒木でしたが秀吉光秀には見透かされていました、誰かから吹きこまれた、のだと。そして、それが安国寺恵瓊なのです。信長が引っ繰り返る、ってのが伏線だったのですね、解ります。

 荒木の説得は無理だと判明し、有岡城攻めに乗り出す織田軍。そんな中官兵衛が有岡城に乗り込み行方知れずになります。果たして、どうなったのか!!!

 ……って、バレバレなんですけどね。さぁ、ココから二兵衛の友情のターンだぜ!!

0 件のコメント: