2012年4月30日月曜日

鎧袖一触

なんだか世間ではゴールデンウィークらしいですね。私には余り関係ありませんが。

 さて、センゴク天正記の感想でもと思います。
 また一週間経っているけど…今週は休みだから問題ない!!


 新府城に帰って来た勝頼は家臣だけでなく下々の者も呼び寄せ今後の戦略を聴かせるのであった。
 高遠城が時間を稼いでいる間に甲斐の民に総動員を掛け、兵を整える。
 大島城を放棄した逍遥軒は、ただ放棄したのでは無く、兵の温存と更なる強化の為と勝頼は見て、その合流を待つ。
 兵が整ったら、まず数の少ない徳川、穴山勢を倒す。
 その後返す刀で高遠城救援、そして信忠軍の撃破。
 それが勝頼の考えだった。
 それを聞き、安堵する一同。国土防衛は成る、と思われた。


 高遠城では信忠自ら矢面に立ち攻撃に当たる。
 苛烈な攻めを受け高遠城はあえなく落城してしまう。


 そう、たった一日で。


 信忠にしても望外の結果だった。
 信盛は自害して果てた。

 それは武田の凋落を雄弁に語っていた。
 もう、強い武田など無かったのだ……


 仁科さんがログアウトしました。
 ……って早っ!!!

 前回あれだけ堂々と登場したのにもう退場って。
 それに武田征伐で盛り上がる所なのに……

 まぁ、武田の凋落っぷりは凄く表現出来ていたけどね。
 ……森武蔵の活躍もお預けか……


 そんな訳でフルボッコの武田。あとは敗走、小山田裏切り、天目山へ、自害。
 って所か……早ければ後3週くらいで終わりそうですね。
 今回、仁科さんの活躍が割愛されてたけど、土屋さんはどうなるかな?
 少しぐらい触れるよね。

2012年4月21日土曜日

高遠決戦

今週の「センゴク天正記」感想


 嘗て、兄より「自分が死たら、主が武田の主となれ」そう言われた盛信。同時に「主も武田の当主を望んでおる」と。

 織田軍の侵攻が始まり、櫛の歯が欠けるように寝返りが多発する武田。
 高遠城の仁科盛信もまた、家臣から織田に寝返り、新たな武田の当主となる事を進言される。

 だが……

 盛信はそれを拒絶し、一武将として高遠城を枕に死ぬ事を選んだ。
 確かに昔はそれを望んでいた。だが、兄勝頼が死線を超えるたびに大きく成長した事を見、自分は及ばないと悟り、その望みを捨てた。そして今、その兄の為に自ら捨て石になる覚悟を決めた。

 盛信を始め、織田を良しとしない者、盛信を慕う者らが高遠城で気炎を上げた。

 そして遂に信忠軍が高遠城に攻めかかる。


 遂に来た!!!
 仁科さんに高遠城が!!!
 今では桜の名所として有名な高遠城ですが、この時はかなり凄惨な事になっているんですよね。
 あぁ、だから桜が綺麗なのか……

 仁科さん、格好良いです。武田征伐では親類衆が悉く寝返っているなか、気炎を上げた仁科さんは、本当かっこええわ。って言うかそうじゃなければ惨めどころではない酷さになっていたけど……
 一種の清涼剤とでも言えるんじゃないかな?

 そしてまさかの三法師登場。ここで出てくるとは。
 既に清洲会議の伏線でも貼ろうって事かな?


 武田征伐に置いて唯一、戦らしい戦。高遠城の戦い、開幕です!

2012年4月8日日曜日

沈み逝く舟の如し

巨人が凄いことになっていますね。
 ただ、そろそろ調子良くなりそうなのが不安。中日大丈夫かな?


 さて、変わって「センゴク天正記」の感想でも。
 ……また、一週間経ってるよ……


 義昌謀反、しかも配下の者が人質を処刑してしまったので説得も能わず、討伐に出掛けなければならなくなった勝頼。
 途中、故郷諏訪で地元民に進物を受け取る。と同時に武田の変化に此度の侵攻の不安を打ち明けられる。それに対し勝頼は頭を下げ、必ず守ると言う。

 一方、信忠は伊那より侵攻を開始。破竹の勢いで武田領を蹂躙する。
 
 自ら進んで織田に下る者が続出、さらに叔父逍遥軒は織田の攻勢の前に城を放棄してしまう。

 さらに、北条、徳川も武田攻めに参加。そして…穴山梅雪、離反。

 未曾有の国土防衛戦。だがその勝算はあまりにも低かった……


 はい、オワタ…武田オワタ…
 って感じですね。まぁ史実でもこんなものですからね。
 崩壊するの早すぎだろ、と。まぁ連合国だからこそかね、アッと言う間に離れていくのは。

 さて、信忠が再登場しましたが……お父さんそっくりに成長しましたね。よく喋る信様って感じ。
 そして武蔵も登場。……が、まだ大人しめ。高遠城での奮戦期待してます。

 四面楚歌、親族衆の相次ぐ離反。苦悩する勝頼はいかな判断を下すのか?楽しみです。

2012年4月3日火曜日

雲霄三姉妹…では無い

中日、幸先のいいスタートを切れましたね。いやぁ、良かった。
今年も、優勝しますように。


さて、話は変わって今月の「茨歌仙」の感想でも。


第11話 運松庵の太公望

桜前線が日本を縦断する。
ここ、幻想郷でもまもなく開花である。
そんな訳で、今年の花見の感じに華扇が抜擢されたのである。

が、知り合いが寡いのか、あまり人は呼べないと言う。
だが霊夢は言う「人は勝手に集まる」と。そして、華扇に用意して欲しいのは酒と肴だと。

そんな花見の算段をする二人の前に現れたのは、何時ものごとく魔理沙であった。
あったのだが、不思議な事に何時もの元気が無かった。どうも、腕を怪我したそうだ。
しかも、山で虎に襲われたのだと。これには霊夢も驚きを隠せない。
だが、華扇は驚きより先に疑問が出る。魔理沙が何の目的で山に行ったのか?と。

ここでネタばらし。実は魔理沙は華扇の家に空き巣しようとしていたのだ。そう、魔理沙が遭遇した虎は華扇のペット兼門番だったのだ。その上、魔理沙は虎狩りをしようとして返り討ちにあったのだと言う。完全に自業自得である。

そんなこんなで全治ウン週間。暫くは大人しくしなければならなかった。

数日後、神社には元気に腕を振る魔理沙が現れた。何と、腕が完治したのだ。
そんな馬鹿な、有り得ない。そう思う霊夢と華扇。そして直ぐに気付く、狐だ、狐の仕業だと。
霊夢にのしかかられ、あえなく御用となった。


と、そんな訳ではなく。本物の魔理沙である。
魔理沙曰く、職漁師運松翁が医者になっていて、治してもらったと。
何やら不思議な薬?か何かを塗られて治ったらしい。しかも、取れた腕でもくっつけると言う。

そこで霊夢は初めて、華扇の右腕の包帯について訊く。それに対して酔って怪我をしたのだと吃りつつ答える。
はてさて、その場を何とか誤魔化した華扇だが、その脳内にはしっかりと運松翁の名が記憶された。


さてそれから幾日が過ぎた。川辺で漁をする運松の前に華扇が現れた。話をしようとする華扇、だが漁が済むまで、と運松は華扇を待たせるのであった。
さて、漁が終わり華扇は話をはじめる。無論、聞きたい事は薬と、腕の在り処、であった。
華扇には薬が何であったか知っていた。それは河童の腕が斬られた時に生まれる秘薬であった。
運松が手に入れた薬。それは川で拾った腕と交換したとの事。しかもその腕は二本あった、一本は箱の中に、もう一本はその箱を抱えるように外にくっついていたのだ。
その後、取り返しに来た河童に秘薬と交換したのだと言う。
つまり此処に腕はもうなかった……

値打ち物なら交換せなければよかった、と笑う運松。正に好々爺、であったが次の瞬間、眼を鋭くして言う、「昨日儂の家に来ていなかったかい?新米の仙人さんよ」と。

結局、収穫は河童の腕の話ぐらい。それと、年老いた人間は仙人じみて来ると言う事ぐらいだった。


花は満開、花見ごろ。
博麗神社で毎度行なわれる宴会。今回の幹事は華扇。
持って来たお酒は「本物の」鬼殺し。鬼をも酔わす酒である。
そして、肴は運松の釣った川魚のお造りであった。
豪華な肴に魔理沙は大満足。だが、料理担当、咲夜は貧相と一蹴する。
これが格差社会か、怒った魔理沙は咲夜を捕まえて、「誰かお造りにしろ!」と叫ぶのであった。


今回も盛り沢山だよ!!
ってな感じですな。また一歩華扇ちゃんの秘密に近づいた気がする。

まさかの、男性キャラ登場。おじいさんだけどね。
ゲームは少女縛りだから無理だろうけど、それ以外には老若男女だして欲しいよね。そうすることでもっと幻想郷が広がる気がするんだ………まぁ、誰得とか界隈の人は望んでない、とか言われるだろうけどね。

さて、華扇ちゃん。今回も空振りでしたね。と言うか片腕なら何でもいいのかな?それとも数撃ちゃ当たる戦法なのか……どうなんだろうか。

それにしても、人並み以上に飲むと言ったり、本物の鬼殺しを持って来たり、鬼フラグビンビンじゃぁないですかぁー!!
まぁ、そのフラグをぶち壊す!てな展開も有り得る訳で……とまれ、新米仙人なのは確定ぽいけどね。


そうそう、鬼ころしと言えば強いお酒の代名詞ですが、その源流をたどると飛騨高山に行き着くとか。そして、飛騨と言えば妖怪、覚。東方では古明地さとりがそう……つまりここで鬼ころしを出したのは華扇とさとりが何らかの関係を持っていると言う暗示だったんだよ!!

と、無理矢理くっつけてみたり。無茶だよね、やっぱり。