2016年4月24日日曜日

虎口脱して

 今週のセンゴク権兵衛の感想


 中央の藤堂隊にも敵襲の報が届く。
 だが、高虎は無闇に動くことを禁じる。それは、権兵衛らがこのような危機を何度も切り抜けているからでもあった。


 一方、権兵衛は援軍が来たと大声で叫ぶ。
 無論、嘘であるが、敵を怯ませる為であった。態と大声を出して援軍が来たように見せかけ、突撃する。そして、嘘に惑わせない者が将であるから討てと部下に命じる。

 怯む敵に襲い掛かる仙石隊。権兵衛の思惑通りに押していた。
 そんな中で兵を収拾しようとした敵将の田中であった。だが、権兵衛配下に見つかり矢で撃たれてしまう。


 そんな中、味方が山に逃げないよう見張っていた四郎は、逃散しようとした味方に殴られていたのだった。


 なんとか虎口を脱した仙石隊。しかし、戦死者も多かった。
 将を討たれた湯川勢は反撃の機会を狙っている。
 藤堂、尾藤とも連絡は着かない。危機的状況は未だ続いてる。
 そんな中でも権兵衛はへこたれない。連絡は取れなくても、自分達が戦っている事は分かるはずだと胸を叩くのだった。


 
 確かに、尾藤や藤堂とは付き合い長いですものね。変なフラグにならなければいいけど。
 当面の危機は乗り越えた権兵衛だけど、この後どうするのか。他の部隊はどうなったか。まだまだ気が抜けませんね。

2016年4月17日日曜日

突破口

 今週のセンゴク権兵衛の感想。


 湯川衆の田中に襲われた仙石隊。
 しかも、前方からも喧騒が聞こえる。どうやら、先陣の尾藤も襲われたようだ。

 前後を挟まれた羽柴勢。前方に逃げれば、三隊がごっちゃになりまともな戦闘は困難。下手をすれば全滅である。
 権兵衛は、配下の動揺を抑え、強行突破を試みる。

 砂治は鉄砲隊を指揮し、敵を迎撃する。

 覺右衛門は、逆茂木を強行突破し、道を開く。

 敵兵に声で応戦する権兵衛。果たして、虎口を脱する事は出来るのであろうか。


 と、言う訳で戦闘開始です。
 前方も奇襲されて、窮地ですが、どう切り抜けるか。尾藤や藤堂がどう動くか、そこが鍵になるのかな。

 これまで、ちょくちょく権兵衛から妙算の名前が飛び出すのが、何かいいです。
 妙算はいい補佐役だったんだね。

2016年4月10日日曜日

山戦

 今日は大敗だった中日。昨日までは良かったんだけどね。
 まだまだ始まったばかり、頑張って欲しいです。


 先週と今週のセンゴク権兵衛の感想を完結に。


 山中に篭もる湯川衆。
 まるで投入堂のような小屋を次々と造り、これを拠点とする。

 一方、羽柴軍は将の入れ替えをする。小西や九鬼、中村ら船軍が得意な者達は秀吉の元に戻り、代わりに藤堂、尾藤が権兵衛と共に攻める事となる。


 まず、先鋒となった権兵衛は警戒しつつもさくさくと進軍する。

 だが、途中で情報を聞いた商人は湯川の手のものだった。


 ある程度進軍した所で、順番を変える。
 今度の先鋒は尾藤。権兵衛は殿だ。

 権兵衛とは違い慎重に進む尾藤。あまり進まず、今日の進軍を終えようとした時、後方から樹木の倒れる音がする。権兵衛達が狼狽えている間に、森の中から出てきた者達が道に杭を打ち縄を掛けて退路を断った。
 そして、今度は木から縄を伝って敵兵が降りてくる。仙石隊絶対絶命のピンチである。



 尾藤と権兵衛の進軍の違いがいい伏線になってますね。
 これは、戸次川の後の尾藤も書くのかな?神子田みたいにさらっと終わる事も有り得そうだけど。

 と、言う訳でいきなりピンチの権兵衛、どうなる事やら。次回が気になります。