2017年5月21日日曜日

内に外に

 中日、四連勝ですってー
 ちょっとは上向いて来たのかな?


 とりあえあず、先週と今週のセンゴク権兵衛の感想。


 権兵衛は、義統の粛清を思い留めさせた。
 兎にも角にも、大友家中はバラバラである。

 権兵衛は義統から贈られた馬を四郎に与え、大友家臣への挨拶周りに出かける。

 去勢されて無く、暴れる馬に苦労する四郎。まるで馬忠だ、と漏らす。すると、たまたま通り掛かった信親がその言葉に興味を持つ。仙石家の中に三国志を知っているものがいるのかと。

 信親は身分を隠し、長宗我部家臣と偽り四郎と話す。
 先日、権兵衛、十河と会見した時、権兵衛にこんなに領土を減らされて悔しく無いのかと言われた。信親はどの口が、と思いつつもその裏表の無さに笑いたくなったが、家臣の手前そうも出来ず苦虫を噛み潰した様な表情をした、と。

 四郎も話す。権兵衛が、信親に熱いもの感じ、好感を得ていると。

 落馬した時、最初は信親が伸ばした助けの手を拒否した四郎だが、話している内にそれを受けいれた。

 そして信親は言う。戦後は仙石秀久と長宗我部信親は仲良くなれると。


 豊前にて反乱が起きた。
 権兵衛達は早速軍議を開始する。
 権兵衛は早速鎮圧に向かうと言う。一方、元親は守りに徹しる事を提案する。
 そこで権兵衛は自分と三郎が鎮圧に向かい、元親に府内の守りを頼む事にする。
 これには元親も同意した。
 そこに信親が意見する。仙石と長宗我部のわだかまりを説くべく、鎮圧に向かうは仙石と長宗我部で、十河勢が守りに残ると。

 権兵衛はそれを聞き入れ、行動に移す。
 そして見事に反乱を鎮圧する。


 そんな中、秀吉から軽々しく動くな、と言う書状が届くのだった。


 権兵衛は三郎に、秀吉は逆に揉め事を起こして欲しいのでは、と語る。三郎はそんな馬鹿なと考えるのだった。

 またしても危急の事態が訪れる。今度は筑前方面で反乱である。
 そして再び軍機である。此度も前回同様鎮圧に向かおうとするが、元親が反対する。此度は相手が悪いと。
 今回の相手は秋月。この騒乱で筑前筑後中心に勢力を広げた雄である。
 そこで豊前の黒田官兵衛を動かすべきではと言う。だが権兵衛は、寧ろ筑前を捨て置き豊後に侵入したら横槍をつける、と言ってくるのではと推察する。
 まっとうな策で三郎は驚き、そうすべきか、となるがそうはいかない。すでに大友家中はバラバラ。そんな事をしている内に謀反が連鎖すればどうしようもなくなる。
 その上、当主義統はやる気満々である。
 どちらにせよ危険。それならば前に出るのが仙石権兵衛だった。

 元親は考える。秋月も四方に敵を抱えている。一方向なら兵力は互角になる。となれば当然長宗我部の支援が必要になる。
 そんな中信親は、秋月は名将道雪と戦った者。良い経験になると言った。

 かくして、筑前への出陣が決まった。
 そして、その最中、予見通りに島津が豊後に攻め入った。
 義統からその報を聞いた権兵衛は直ぐに退却を決める。そして豊前の官兵衛に援護を求める馬を飛ばそうとする。しかし道を知る者が居なかった。そこへ四郎が現れ、道は知っているから自分が行くと言う。既に馬を操れる様になっている四郎に権兵衛は伝言を頼むのであった。
 殿は信親が名乗り出た。権兵衛は嫡男だからと断ろうとした。しかし、元親があえて困難に望ませるべしと言った為、好意に甘える事にした。
 果たして無事戻る事が出来るだろうか。



 純粋な信親だからこそ、裏表の無い権兵衛を気に入ったんですね。結構助け船もだしてるし。
 今週、先週と似たような展開ですが、それほど大友内部はゴタゴタってことですね。そして面倒臭い義統……前途多難で、実際にこの先は…ではありますが、先を楽しみにしましょう。

2017年5月7日日曜日

交易地府内

 今週は休載だったので、先週のセンゴク権兵衛の感想です。


 九州豊後国府内に到着した権兵衛を始めとした先遣隊。
 権兵衛達、仙石家の者達は、諜報活動をしている斎藤の店へと赴いた。
 意外に繁盛している店に驚きつつも、早速府内の案内を命じる。最も、権兵衛が象とか見てみたいだけだが。

 府内は大友の本拠地として栄えていた。南蛮貿易の拠点でもある商いの街である。
 しかし、それ故に防御は脆弱であり。隠居の宗麟、当主の義統は別の城に詰めている有様であった。
 その上、キリスト教の問題もあった。善悪を二分するキリスト教は家中を二つに引き裂いてしまった。
 当主、義統は優柔不断であり。キリスト教への改宗と棄教繰り返す体たらくでもあった。

 そんな大揺れの大友。寧ろよく此処まで持ち堪えたと言えよう。


 先遣隊の大将として、宗麟と義統に謁見する権兵衛。所が、二人共あちらが話を聞くべきと譲り合ってしまう。一応当主なので、権兵衛は義統と会見する。


 所が、義統は権兵衛の話を聞かずに、長々と耳川の合戦の話をする。その上、言葉の中に南蛮語が混じるのだった。
 面倒になったのか聞き流し始める権兵衛。
 しかし、義統は縁戚である田原が島津に通じていると言い。そして誅すと言うのだった。



 なんか色んな意味でダメっぽそうな義統が出てきましたね。凄いキャラ濃そうですし。
 
 府内へと来ましたが、色々と前途多難そうで……権兵衛大丈夫なのかな?
 まぁ、大丈夫じゃなかったんだけどね。

 運命の合戦も近そうですし、ワクワクしますね。