今週と先週のセンゴク権兵衛の感想。
故郷、美濃国黒岩へと帰って来た権兵衛と藤。厳しい仕打ちが待っているのでは、と緊張する。しかし、地元は大歓迎で出迎えたのだ。
次々に村の有力者を紹介され、歓待を受ける二人。藤は子どもたちが現れたのを見計らい、権兵衛を残して宴の席を離れる。
藤は葛から話を聞く。どうも葛達が来た時からこんな感じだと言う。そして、彼らは仙石家のコネを利用しようとしているのではと、葛は考えるのだった。
宴が終わり、寝入ってしまった権兵衛。藤は彼の頭を叩き、子どもたちにもそうするよう言うのだった。
目覚めた権兵衛は藤に言う。自分と同じく故郷も変わって無く、時だけが過ぎていた、と。そして、このままでは、また増長し同じ事をするのではと言うのだった。
一方、秀吉の元には一通の書状が届いていた。そこには、妹達の結婚を世話してくれれば自分の身を好きなようにして良い、と綴られていた。
それを読んだ秀吉は直ぐ様、奉行達に婚儀を整える様に命じる。
全てが終わり。秀吉の前に書状の主が現れる。
その人物は、浅井長政と市との子で、柴田勝家を義父にもった茶々であった。
九州の島津から、防衛の為だった、と言う弁明の書状が届いていた。だが当然、秀吉は突っ撥ねた。子飼いの仙石を打ち負かされ、長宗我部の嫡子や十河を失っていたからだ。
いよいよ、本格的な対島津戦が始まる。はずであった。
秀吉は理由を付け、普請中の聚楽や、江南を見回る。その傍らにいるのは茶々であった。
茶々は儚げで嫋やかな美しい女性と成っていた。高い所を怖がり、弱さを見せ、秀吉に泣きつく。嘗ての茶々とは正反対に変わっていたのだ。
奉行達は一抹の不安を抱いていた。九州情勢は大詰めであるのに、秀吉は茶々にご執心。彼女の存在は傾国に繋がるのでは、と。
美濃国黒岩で権兵衛は毎日狩りに明け暮れていた。余りに獣を捕るものだから、藤は次は別のことをしたら、と言う。
この事を藤はお寺の住職に話した。するの住職は権兵衛から目を離さないよう言うのだった。
ある日、二人で川辺に出た。藤が目を離した隙に、権兵衛は川の中へと進んでいた。
彼の目には敵兵が映っていた。そう権兵衛にはここが戸次川に見えたのである。
藤によって助け出されたが、権兵衛の心の傷は深いのだった。
権兵衛もだいぶダメージが大きいようですね。この先、どう立ち直るのかな。
そう言えば、高野山に追放されたと思っていたけど違うみたいですね。佐久間と勘違いしたのかな。高野山に追放ってよくあるパターンだし。
そして、再登場した茶々。だいぶ性格が変わっているけど…たぶん演技だよね。
となると、やはり復讐を考えているのかな。
こうなると本当に関ヶ原もやって欲しい。…なんか事あるごとにこの願い言ってる気がする。
兎も角、今後も楽しみです。