2011年11月30日水曜日

伊吹と茨木

ある意味予想通りの人物が出てきましたね。
新キャラはこれで終わりなのかな?

……って、ナタを改造した人物って誰なんだぁーー!!

今まで発表された中であんなサイバーな改造する人居ないよな。
まさか、ゲーム中では出ない設定だけの人なのか。


と、OROCHI2の話はここまでにして、今月の茨歌仙の感想でも致しましょうか。

第九話 新旧の妖怪


深々と降る初雪に彩られる幻想郷。
それを見て春の異変を回顧するのは寺の稚児(?)幽谷響子であった。
とは言え、寺にいた時に襲撃されただけの響子には詳しい事は知らず解らず、頭に疑問符を浮かべるだけであった。
そんな風に回想を巡らす響子の背後に謎の影――否、謎の黒い霧が現れた。
直ぐに気配に気付くも遅く、響子は一撃で倒されてしまったのだった。

所変わって博麗神社。
何時もの様に境内を掃き清める霊夢と何時もの様に飛んで来た魔理沙。
鍋の季節がやって来たと言う魔理沙にその手が有ったかと返す霊夢。
はて、何の事やら。と霊夢が指した先を見てみると先日悪さをした化け狐が捕まっていた。
そして霊夢は宣言する。巫女の本分として妖怪退治に邁進すると。

はてさて、巫女の本分、妖怪の本分、そしてここ最近の異変を話す二人。そんな二人の元に現れたのは何時もの説教仙人、華扇である。
片っ端から妖怪をぶちのめす霊夢に苦言を呈する華扇。だがしかし、なんと今回は逆に霊夢からお説教を喰らってしまったのだ。
幻想郷の事、妖怪の事、その本質、本分。立て板に水の如しに語るのだった。
その弁舌は華扇が引く程の迫力であった。
そんな彼女の話を止めたのは化け狸、二ッ岩マミゾウであった。

さてマミゾウ曰く、寺の妖怪が何者かに襲撃される事件が起きた、と。そしてその犯人が霊夢だと考え神社にやって来たのであった。
だが、マミゾウの推理は外れた。霊夢は寺襲撃の犯人では無い。たとえ妖怪をサーチアンドデストロイしていたとしても。
姿を見せずに一瞬で倒すのは人間技では無い。それに、霊夢の弁明通りに彼女がやったなら成果を喧伝するのだから。
そんな訳で、疑いは晴れたが……結局真犯人は解らず仕舞いであった。


そして数日後。
再び、無差別攻撃を止めさせようと華扇は霊夢を諭していた。
だが、巫女の本分であるので霊夢は考えを改める気はサラサラ無い。
そんな二人の元に魔理沙が現れるのだったが……鳥居を潜った所で謎の黒い霧が彼女を襲った。
一撃で魔理沙を倒した霧は華扇の元へ向かう。すかさず臨戦態勢を取りその霧を右手で掴もうとするが摺り抜けてしまった。成すすべ無く倒されてしまう、と思いきや霧は華扇を素通りして霊夢を襲った。
霊夢もまた一撃で倒されるが、魔理沙と共に立ち上がりその名を叫んだ。
彼女は知っていたこの霧の正体を、そして華扇もまた気付く。
黒い霧の正体。その体を薄め霧状にする事でき、妖怪達を一撃で気絶させる事ができる力の持ち主。そう、その正体は鬼。伊吹萃香であった。
萃香曰く、木枯らしごっこらしいが、鬼の力で殴られては溜まったものでは無い。霊夢は注意をするが、人を襲うのは鬼の本分、と霊夢に取ってはこれ以上何も言えない言い訳で口を噤むしかなかった。
寺を襲ったのも勿論萃香であり、その理由は自分に挨拶無しに寺を建てたからだそうな。迷惑千万である。
はてさて、自由奔放な萃香に呆れつつ三人は鍋の算段をするのであった。


……そう霊夢魔理沙萃香の三人である。萃香が現れた直後華扇は姿を隠したのであった。これからは黒い霧に注意せねばと心に刻み鳳に乗って華扇は博麗神社を後にしたのだった。




ウォぉぉぉおおおおおおおぉぉぉおぉ!!!!!!!!!!

と叫びながら三回転半月面宙返りムーンサルトハイジャンプ世界一周をしたく成る様な回でしたね。

まさかの神霊廟キャラ登場。と言っても命蓮寺勢ですけどね。
いやはやこんなに早く出してくるとは思わなかったよ。三月精では風以降はモブ登場以外全く無いと云うのに……ちょっと悔しかったり……
それにしてもマミゾウさん礼儀正しいですね。確か元ネタが商売の神として祀られてましたっけ?
色んな意味で人間とうまくやって来てたんでしょうね。

そして、萃香登場!!
元ネタとの関連性からずっと待ってました。ただ、今回はニアミス?に終わってしまい一気に華扇の正体の確信にまでは至りませんでしたね。ただ、萃香を避けているのは確実かな?そろそろ物語が大きく動きそうな予感。

それと今回、霊夢が直前まで話していた華扇の事を忘れる描写がありましたね。まさか健忘症になったわけじゃないので、これは華扇の能力の一旦でしょうね。
と、なると認識や記憶を操作する能力なのかな?
華扇の正体、能力、明かされる日は近いのか!?


そんなこんなで色々と濃かった今回の話。
中盤は幻想郷や妖怪の設定の再確認ですかね。もしかして茨歌仙しか見てない読者への説明回とか。茨歌仙しか見てない人がいる気はしないが……

この辺りは香霖堂や三月精でも出てくる話ですね。

しかし、霊夢も話しだすと止まらないタイプなのね。香霖堂の時もそうだったし。その辺り霖之助さんとそっくりだわ。
そう痛感した今回の話でした。

2011年11月20日日曜日

負けパターン

オワタ 中日オワタ……

清々しい程の負けパターン。来季は打撃をどうにかして欲しいよ……

ホームで一勝も出来なかった時点で嫌な予感していたんだよね……

まぁ、何と言うか……ちくしょーーーーーーーぉぉぉぉおおおお!!!!!!!!!!

2011年11月17日木曜日

フランスパンを食べている

 OROCHI2コラボキャラ5人って多いな。と、なると新キャラはあの三人で終わりか、居ても後一人ぐらいかね。ちょっと残念だな。


さて、今週も「センゴク天正記」の感想でも。


織田毛利の係争の最前線は鳥取へと移る。

山名豊国退去後の鳥取城に入城したのは、豪放磊落な石見吉川氏の経家であった。
元春に見込まれた器の経家は僅かな加増と首桶と共に鳥取へと赴く。
しかし、彼に悲愴は無い。負ける為に任地に赴くのではない、織田に勝つために往くのであった。

一方、織田の秀吉は万全を期して鳥取攻略に向かうのだった。
三木落城から一年待った。信長が、絶対に負ける事の無いよう言い引き止めた攻城戦である。
則ち、此処に居たり秀吉は必ず勝つと確信し、出陣するのであった。


経家って安芸吉川家とはかなり離れているんですね。

と、言う訳で遂に始まった鳥取攻略戦ですが……彼が入場時には既に兵量が寡いんですよね。
既に負け戦確定なんですが、そこをどう捌くのかな。経家、結構明るい人物なので城兵を楽しませて鼓舞するのかな。兎も角、三木とはまた違った籠城戦になりそう。

鳥取自体、かなり短期間で落ちているのでまた短い章になりそうな感じです。そこをどう膨らませるかも楽しみですね。


所で、経家のモデルって誰だろう。あのしゃくれよう、どっかで見たことあるんだが……

2011年11月9日水曜日

天正九年

前フリにする話題が無いので、そのまま「センゴク天正記」の感想をお送りします。


安土天主で光秀に馬揃えの考えを話す信長。
信長に最も近き将である光秀はその真意まで見透かして賛成する。

そんな光秀に信長は、「お前がいればわしは要らぬな」と語る……


光秀が采配した京での馬揃えは大成功に終わった。洛中に信長の威勢を示し、畿内だけでなく鄙にもその名声を轟かした。
そして、同時に明智光秀こそが織田最大の実力者である事を知らしめたのであった。


一方、その馬揃えに参加出来なかった軍団がいた。中国方面軍の羽柴秀吉らである。
毛利出陣が近い事もあり、てんやわんやの軍中。
諜報、財政、兵站、戦略となかなか光明を見出せないでいる。
だが、秀吉にはある予感があった。今は噛み合わないでも、噛み合う時が来ると。そしてその時こそ、毛利を破り、更に天下にその名を轟かす、と。



光秀と信長の会話は、前回の毛利演説を受けて、ですね。
光秀は信長の後継者成りたるが……隆景の予想通りだね。

それにしても、ここで謀反フラグが…これだと、普通に野心に駆られて、かね。
只、謀反するならするで、周到にしそうだけど…はっ!変後の畿内把握失敗に朝廷を絡ませるとか。う~ん、早く本能寺編に突入して欲しいよ。

そして中国戦線。鳥取はまだですか?
正直、三木も攻略したし余裕かなと思っていたから意外ですね。ココからどう鳥取に進むのかね?

そう言えば、まだ秀吉と隆景は繋がってないんですよね。と言うか、まず恵瓊が出ていませんからね。盤石の毛利を割るこの二者の繋がり、どう結ばせるのかも期待です。

2011年11月5日土曜日

元春が全力で殴るレベル

 OROCHI2が楽しみでならない。
新PVでテンション上がりまくりだよ!!

やべぇ~、金欠なのに限定版欲しくなったぜ。


さて、話は変わって、「センゴク天正記」の感想でも。


口論する元春隆景、そこに現れたのは老境に達した元就であった。

二人を前に自身の胸の内を語る元就。
これまでの毛利、これからの毛利。心得るべき事、歩みべき道を教唆する。


そして、月日は流れ……
元就が亡くなってから十年が経過した。織田の侵攻を受ける中での年賀の式であった。
両川がそれぞれ、自身の見解を語り毛利有利を皆に伝える。

その二人の後に続けた話を始めたのは毛利元就が孫、輝元であった。


輝元登場!!うきょぉ~!!

という訳で、毛利家総登場です。輝元の影に隠れているが隆景も初登場ですね。
そして隆元…隆元は犠牲になったのだ…

若い頃の元春はイメージ通りですね。その何と言うか、脳筋です。
そして、隆景……何と言うウザさ。殴ってもいいのよ、元春。

両川の現在の性格はここで元就に諭されて変わったんでしょうね。……隆元存命時からこの性格なら良かったのに……

そして輝。元就や両川が物腰丁寧な言葉遣いなのに、荒々しくて笑った。そして勇ましい。
輝元クオリティが出てくるか楽しみだよ。

後は安国寺だな。信長に対する予言で話題によく登ってるからどうなるか楽しみだよ。


ちなみに、毛利の過去はお終いなのかな?厳島辺りもやって欲しかったのに…外伝まだぁ~

2011年11月1日火曜日

ある意味出張版

この前のドラフトは凄かった。
日ハムさんの勇気に敬意を表する!!


そんな前フリとは関係無く今月の三月精の感想を

第16話「人を喰らう獣」


闇夜に響く咆哮。木々を揺らし一匹の獣が森を走っていた。

人里近くに姿を現した獣、それはヤマイヌであった。
すでに襲われた人もいた。人を喰った獣は妖怪化する。このまま放って置けば危険である。

何とかせねば、と思った華扇は霊夢にこの事を伝え注意を喚起するのだった。

そんな二人の遣り取りをこっそり見ていた三妖精、これは恐ろしいとヤマイヌ対策を考案するのであった。
ルナチャイルドは提案した、水入り一升瓶で殴りつける事を。
スターサファイアは提案した、鈴を鳴らして練り歩く事を。
サニーミルクは提案した、蚊取り線香、柊の葉、炒り豆、お札、藁人形数撃ちゃ当たるとばかりに。

万全(?)のヤマイヌ対策をしたチンドン屋三妖精退治する為に森を賑やかしく歩くのだった。


さて、処は変わって博麗神社。妖精の賑やかし百鬼夜行と擦れ違い神社に来た魔理沙。霊夢と話す内容はやはりヤマイヌの事。何人かの人間がやられ、妖怪化するのではと二人は懸念する。
とまれ、以前来た華扇は「何とかする」と言っていたので何とかなるのだろうが……

さて、ヤマイヌ退治に向かった三妖精は遂に件のヤマイヌを発見する。
大きく裂けた口、短い四肢、黒く円らな瞳、丸っこい体、これこそが人を襲い喰らったヤマイヌ!!
……では無い。どう見ても子犬である。おそらく豆柴だろうか。
だが、凶暴なヤマイヌと思い込んでいる三妖精は果敢にも勝負を挑む。安心して人間に悪戯できる世を目指して。
が、駄目。哀しいかな彼女等はか弱い妖精。ヤマイヌ(仮)の鋭い(かもしれない)一声で退却の二文字しか無くなってしまうのであった。
しかし、そんな彼女たちの元に救世主は現れた。子犬を抱き上げ、彼女等を呼び止めたのはそう、片腕有角の仙人、茨木華扇であった。

彼女のお陰で三妖精の誤解は解けた。では、当のヤマイヌはどうなったかと言うと……すでに華扇が何とかしたとの事。
華扇がした事、それは人を守る妖怪と変化させる事であった。
ヤマイヌを見つけた華扇は得意のお説教で諭し、導き妖怪「送り犬」へと変化させたのだ。


これでヤマイヌの脅威から開放された三妖精、同時に人間も開放された訳なので増々悪戯がしやすくなったと意気揚々と喜ぶのであった。


が、駄目。全くの見当違いであった。
送り犬は人間を守る妖怪。当然ながら人間に悪戯する妖精は敵なのである。
結局、脅威は消えぬまま送り犬に追い掛け回される三妖精なのでした。


まさかの華扇ちゃん登場!!!!
ウォぉぉぉぉ!!!私は、私はァァァァァあああ!!!!!

余りの予想外の事で変なテンションになっちまったZE!
その位驚きましたよ、まさか来るとは思いませんでしたし。出版社の壁を超えて出るなんて。
これは茨歌仙に三妖精が出ることに期待ですね。

さて、今回は珍しく霊夢魔理沙が脇って感じでしたね。最近、三妖精が脇ってのが多かったし。それともう一つ、ゲストと直接関わったのも。
そう言えば、華扇ちゃん三人の事を妖怪って言っていたけど、誤植なのかそれともアリスの時みたいに三妖精が見栄を張ったのか……単行本が出れば少なくとも誤植かどうかは解るよね。
もし、三妖精の嘘が見抜けなかったとしたら……。羽があるしちっこいしで気付けないのかな……
そんな鈍い華扇ちゃんも大好きだァァァアァッァアl!!!!

送り犬の事は少し聞いた事があります。ただ、どうしても狼の事が頭を過ぎってしまう…
それにしても、人を守る妖怪がいるとは。基本人間と妖怪は対立関係にあるから珍しいですね。まぁ、華扇ちゃん自体…ゲフンゲフン…兎も角、命蓮寺とか霊廟の人たちと絡めそうな設定が出てきましたね。今後、このネタが発展すれば面白そう。


ちなみに、犬の妖怪と言えば犬神ですね。どちらかと言うと式とか術ですが。
まぁこれは人間が作るもので、しかも作り方がえげつない。それだけに強力な呪術ですが。
後、サトリとかも犬の妖怪だっけ?狢だっけ?まぁ兎も角何時かえげつない犬の妖怪が出てくるのを期待してます。

それにしてもあの子犬かわいい。そんな子犬に怯える三妖精はもっとかわいいです。
今回の見所はあの一頁です!誰が何と言おうと最高の一頁です!!