2016年7月24日日曜日

四国へ

 先週と今週のセンゴク権兵衛。


 秀吉の元に現れた権兵衛は紀州征伐に不満をぶち撒ける。
 昔の様に喚く権兵衛に秀吉もまた昔の様に接するのであった。


 何故か、権兵衛が来ると隠れてしまった三成と増田。その元にとある書状が届けられる。それを見て二人は出てきて秀吉にその書状を見せる。
 書状を見た秀吉は、権兵衛に四国征伐をすると言い、結果次第で加増すると言う。


 秀吉がみた書状。それは長宗我部が信長に宛てた手紙であった。そこには闕字と言う、名前等の前に態と隙間を空け敬意を表するものが使われていた。そして、秀吉宛には使われて無かった。
 それは長宗我部が秀吉を信長より下に見ている事。故に、決意したのだ。


 一応、慰労金みたいなものは下賜された。昔の様に接する事が出来た。
 それでも権兵衛は秀吉の怖さを感じるのであった。


 遂に秀吉が来る。そんな長宗我部家で、元親の嫡子信親は捕鯨に励んでいた。
 鯨を仕留める為に果敢に挑む信親。その活躍もあって見事に仕留める。

 何故信親は捕鯨をしたのか。それは、気になる海女が居て彼女と会う勇気を持つ為だった。

 とある洞穴で海女と逢引する信親。その姿は何処までも純粋であった。
 一時の逢瀬が終わり二人は別れる。嫉妬に狂い殺してしまうかも、と言う海女。そんな彼女にその時は殺してくれと邪気も無く言う信親であった。



 純粋な中に危うさを秘めた信親ですね。四国征伐の中でどう活躍し、そして九州でどうなるか……楽しみです。
 
 後、秀吉が度々信長より甘くない、といいますね。これが後々の伏線になるのかな。
 真田丸の秀吉の様に怖さが段々出てくるかもしれませんね。

 さあ、いよいよ四国征伐…って秀吉は出馬せず秀長が総大将でしたね。って事は高虎も出すのかな?

2016年7月10日日曜日

兆し

 今週のセンゴク権兵衛の感想。


 紀州征伐も終わり、いよいよ四国での戦が目前となる。
 羽柴軍と一緒に四国に攻め入る毛利家にもその報が入る。

 吉川元春はこれで良かったのか、と疑問を抱く。
 小早川隆景は早速、戦の準備に取り掛かる。
 毛利輝元は、家臣等とこれを祝う。


 一方、長宗我部元親は秀吉が如何な人物か見極めようとしていた。
 民を思う者なら、下るつもりもあるとした。


 そんな両者からの文をみて、すぐに結論を出さずに、王としての愉悦に浸ろうとする秀吉。
 しかし、そこに権兵衛が謁見を求めて現れたのである。


 なんか、毛利家がバラバラになってる気がするのですが……
 輝が残念っぽいのが何とも。

 さて、ここで権兵衛の登場ですけど、何するのかな?まぁ四国は権兵衛にとっても因縁の場所ですからね。一体何を言うのやら。

2016年7月3日日曜日

紀州始末

 今週のセンゴク権兵衛の感想。


 長引く紀州征伐。秀吉は最終手段として、官兵衛を招集する。

 毛利との和解の条件に四国に領地を渡す事になっていた。早く四国征伐に移るためにも多少強引な手も使わざるを得ない。その策を官兵衛は自分の責任の元、考える。


 水攻めにしている太田城は、堤の中に船を入れて砲撃する事にした。無論、抵抗すれば力攻めである。

 一方、膠着状態の湯川。官兵衛は小一郎から紀州人の性格を聞く。その上で策を立てるのだった。


 山中での戦いが長引く権兵衛達。彼らはすっかり山賊の様になってしまっていた。
 そんな中、官兵衛からの使者が現れる。彼は、湯川との和睦がなったので下山せよ、と伝える。
 歓喜に湧く仙石隊。そんな中、使者は人払いをし、権兵衛だけに語る。
 頃合いを見て、湯川は成敗すると。
 権兵衛も感じていた、熱しやすく冷めやすい彼らの性格。これを考慮しても官兵衛の策であった。勿論その裏には秀吉の思惑がある。

 
 勝鬨を上げる湯川衆。戦の中で彼らに親近感を持った権兵衛。複雑な心境でその声を聞くのだった。


 これにより、秀吉の天下統一「惣無事」が始まるのだった。


 と、言う事で紀州征伐終了です。と同時に遂に秀吉が天下統一へと、って感じです。
 確かに、小牧長久手までは織田家内での権力把握ですからね。

 何処か侘びしさ残る最後。それは権兵衛の行先を暗示してるのでしょうか。

 そして、次は四国かな?いよいよ権兵衛のその時が迫っていますね。