2012年1月27日金曜日

平懐者

寒い日が続き嫌になります。
それ以上に気になっている事はやはり三月精の今後。
噂通り来月最終回なのかね。その後も新しい連載が始まるのか、それとも茨歌仙一本になるのか…
早く来月にならんかな~


さて、今週の「センゴク天正記」感想でも


黒田官兵衛が考えだしたヤマイヌの計。それはヤマイヌの狩りの如く敵方を翻弄する策であった。
敵を翻弄し休ませない様にするこの策。権兵衛はその中でも敵の懐近くまで飛び込む役に就くのであった。

軍議をしていた鳥取城内。その最中に鳴り響く銃声。
全方位からの射撃音、そして仙石隊が鳥取城へと近づく。


凄い短いけど、今週はこんな感じ。

冒頭の佐吉に根回しを覚えさせるのは権兵衛もわかっていて話を振ったんだろうね。実直で他者とぶつかり易い彼の為に。ただ、今後の事を考えると……余り成功したとは思えないが……

さて、秀吉の真似をして勝手に恩賞を約束したが、大丈夫なのかな。まぁ権兵衛なら借銭してしそうだけど。
兎も角、敵を疲弊させる事に主眼を置いたこの策。上手く行くかどうか。そして経家はどう対処するか。次回が楽しみですね。

2012年1月19日木曜日

元商人のキリシタン

やべ、まだ先週の天正記感想書いてないや……
今週は休載で安心しきっていたわ。


兎も角、先週のセンゴク天正記の感想を完結に。


海からの上陸作戦は見事に成功。
各所で毛利の猛攻により秀吉方は苦戦を強いられていた。

だが、秀吉はそれを瑣末な事と思っていた。
既に勝ちへの筋道は見えている。配下の者達も必死に戦っている。
此処さえ凌げば鳥取落城は成したも同然と。

そんな中、遂に敵方の兵量数が判明するのだった。

とこんな感じかな。

今回、小西さん初登場ですね。信長への伝令係として。
苦戦をそのまま伝えようとする行長にまったを掛け、嘘の報告をするよう支持する秀吉。
正直、何かのフラグとしか思えないのだが。ほら、あの出兵の……

しかし、今回秀吉は、信長は中央から動いてはいけない、と思っているらしいのだが。この後の備中高松城攻めの時は援軍を要請している筈。このへんはどうするのかな?と思ったり。

まぁ、その前に武田征伐に乗り出しているからな。心境の変化があったのか、それとも……

さて、鳥取城は大詰めなのかな。まぁ経家側の動きも書くと思うけどね。

そして淡路編と長宗我部家はまだぁー

2012年1月12日木曜日

そろそろ顔を覚えてあげて

なんやかんやでもう新年明けてから十日以上経ってしまった……

呪われろ!

今迄何やっていたって?OROCHI2だよ!!


それはそれとして、遅れてしまったが今月の三月精の感想でも。


第十七話「矛盾する御利益」

何やら神社を探索する三妖精。一体何を探しているのか、話は数刻前に遡る。


今日も今日とて神社を探索しようと言うサニー。だが他の二人は乗り気では無かった。
それは神社を漁っても面白い事が無いからであった。
二人からの反論にサニー考え込む。と、そこで思い出す。自分たちが神社に引っ越して来た理由を。


一方、神社では何時ものメンツが揃っていた。
茶を啜る霊夢、呆れる魔理沙、そして驚愕する華扇。
今回の話題は御祭神。巫女たる霊夢が自身の神社の御祭神を知らないと聞いて驚愕していたのだ。
御祭神?ナニソレ美味しいの?状態の霊夢に華扇は嘆息するしか無かった。
そんな三人の会話に割って入る者が現れた。そう我らが光の三妖精である。
そこはかとなく優雅で華麗で勇壮なポーズを決め宣誓する、我らがその疑問を解決する、と。

ただし、その方法は他者に丸投げだが。
流石は妖精案の定である。呆れつつも華扇は三妖精に知恵を授ける。曰く、御神体を見つければ御祭神の手がかりになる、と。

かくして、博麗神社の家探しは始まったのであった。

さて、珍しく妖精たちに家を探させるのを了承した霊夢だが、当然理由がある。一つは断っても勝手に探すだろうと言う予測。そしてもう一つは自身も気にはしていたのだ、御神体の事を。とは言え理由は信仰を得る為の御利益を知る為だが……

時間も過ぎて既に夕刻となった。その為華扇も山へと帰って行く。
だが、魔理沙は疑問に思った。華扇は御神体に興味無いのかと。そもそも妖精をけしかけたのは彼女だというのに……


台所を探すサニー、床下を探すルナ、本殿を探すスター。それぞれに、それぞれを導くように動物が現れて、そして……


遂に見つけた御神体。
ルナの見つけた土産物の勾玉。
サニーの見つけたプラスチック製の鏡。
スターの見つけた真新しい青龍刀。
これぞ真・三種の神器と胸を張る三妖精。


霊夢にも見覚えの無い三種の小道具。だが、コレでもいいかと言う。
鏡が人間以外の者を暴き、勾玉が力を高め、刀が成敗する。
妖怪退治を糧にする、うちの神社に相応しい!と。

そう霊夢に凄まれ、その場を逃げ出す三妖精、その落としていった御神体(仮)には平仮名で「ごしんたい」と書いていたのであった。


神社の森へと三妖精。霊夢から離れ息を整えていた。そこでルナはふと気付く。スターが何かを持っていると。
それは本殿に有った陰陽玉であった。スターが次点で御神体と思い持って来ていたのだ。
御神体は人外を滅ぼす。そう聞いた三妖精は慌ててそれを捨てその場を立ち去るのであった。


そんな様子を見て北叟笑む影があった。
そう華扇である。実は今回の事全て華扇が仕組んだ事だったのだ。
今、妖怪と人間は上手くやっているのに掻き乱されたら嫌だ。そう考えニセの御神体を用意し動物を使って三妖精に見つけさせたのである。
全て上手くいき満足そうな華扇。と、そこで先程スターが捨てた陰陽玉が目に入った。何気なく拾おうとした華扇だったが……陰陽玉から力が放出され右腕が霧散してしまう。

どうやらこれは本物らしい。
使役する蛇に元の場所に戻すよう指示をし、自分の右腕を直す。
そこで思う。霊夢の言うとおり、妖怪退治が御利益は間違いでは無い。だが、その霊夢自身が妖怪に気に入られているのだ。これでは信仰は集まらないだろうと。


また華扇か!!
他のキャラが出るかな?と思ってたから少々残念です。
無論、華扇ちゃんは好きですけどね。僕にもお説教してください!!

さて、今回ようやっと神社の謎に迫る話ですね。第三部一話目にサニーが言った事がようやく実現しましたね。流石妖精、忘れっぽさは何処かの地獄鴉さんと五十歩百歩!!

霊夢が祀っている神を知らないのは散々概出ですね。霖之助さんから聞ける機会があったのに聞かなかった位だからね……あの時聞いておけば信仰不足で悩む事は無かったのに。え、薀蓄は勘弁だって?

今回、本殿の描写がありましたが……完全に物置です。それでいいのか霊夢。しかしスターは本殿言っていた、何方かと言えば拝殿なのでは……肝試しの時はそう言っていたし。まぁ拝殿でも駄目でしょうアレは。境内ばっか掃いてる場合ではないですぞ。

で、御神体は陰陽玉でいいのかな?そして御利益は妖怪退治、と。
う~ん、御祭神を考える上では色々ヒントになりそうな回でしたね。一体どんな神様何だろう。
陰陽、妖怪退治、結界……
はっ!まさか安倍晴明!?
……な訳ないですよねー。ナイヨネ、あんな著名な方が御祭神な訳が……
(そういえば陰陽師って出てないよな。水干着たそれっぽいのはいるけど……)


さて、一つ気になったことがあったり。
華扇ちゃんは御祭神、知ってたのかな。今回の発言を考えるに、御祭神が解ると今の人妖のバランスが崩れると思っている。そう思い至るには御祭神が何であるか知っていなければいけませんよね。
まぁ霖之助さんが知っているんだから、おかしくは無いのかな?昔から幻想郷にいる者にはねぇ。

はてさて、なんとなく匂わす程度に終わった今回。博麗神社の神がそのベールを脱ぐ日は来るのだろうか。……来なさそうだけどね……

そう言えば、華扇ちゃん妖精って言ってたね。やっぱり前回のは誤植なのかな。