2015年6月21日日曜日

激情再び

 セ界恐慌なんて新たな造語が誕生した今年の交流戦。
 お陰で、大混戦です。だがらこぞ、全球団にチャンスがありそうなんだよね。

 中日優勝もワンチャンあるかな?


 今週のセンゴク一統記の感想。


 家康は、うなされていた。嘗て敗北した三方ヶ原を思い出して……

 双方、砦を築き睨み合いになった小牧の戦。
 このまま此処で対峙していたら、手薄になった本国三河が危ない。そう推察した忠次は忠勝や康政に相談する。

 一方、秀吉は三方ヶ原での再現を目論む。
 三河中入り部隊を出し、家康が釣られたところに秀吉本隊がこれを追撃する。
 そして重要な囮役に先の羽黒で敗北した森長可らを抜擢する。

 徳川の軍議の席で忠次は一旦の撤退を提案する。すでに、他の者達には話を付けており、賛同する。
 だが、家康は違った。彼は、激昂し、机を殴りつけて言う。
 羽柴を本気にさせよ、と。


 久しぶりに熱い家康が出ましたね。
 三方ヶ原の時の様に、死地に飛び込まなければ、先は無いと知っているのでしょうね。
 
 後、秀次が出てきましたね。まぁ、モブっぽかったけど。この先出番があるか解らないから、どう扱われるのかな?楽しみです。


 そうそう、地味に三河中入りが秀吉の策になってますね。最近ではこちらが主流なので当然かな。

2015年6月8日月曜日

猿狸合戦

 なんか、色々忙しかった。

 ともかく、先週と今週のセンゴク一統記の感想でも。


 
 先週のセンゴク一統記。


 酩酊した長可。そして背後から忠次隊の攻撃を受けてしまう。
 これでは戦う事もままならず、敗走するしか無かった。

 この報告を聞いた恒興は激昂するも、処罰は秀吉に委ねる。
 そして、自身が秀吉の風下に立った事を自覚するのだった。

 秀吉は、家康が自身の名義で調略を進めているのを知り、彼もまた野望を抱いていると考えた。
 倒すべき敵は信雄では無く徳川家康であった。

 
 さて、秀吉の前に出た池田、森、尾藤。彼らにどんな処分が下されるのか。


 もはや、完全に織田を乗っ取った感じですね。
 天下人へと着実に歩み秀吉、対する家康は?
 そんな感じで今週のセンゴク一統記へ。


 秀吉は三人を労い、不問にした。

 そして、機を見て三河中入りをするので、そこで死力を尽くして欲しいと言う。


 三人との会見が済んだ後、秀吉は三成に自分は非情か、と問う。三成は情を悪用する者こそ名君であると言う。
 その言葉で楽になる秀吉。と、同時に自ら命を投げ打つ事が出来る家臣を多く抱える家康が、どういう男か気になるのであった。

 
 秀吉、家康両者陣地を構築し長期戦となる。それは奇しくも賤ヶ岳と同じであった。

 家康は諸将を前にして言う。
 秀吉の力は強大だと。そして自分達は、三方ヶ原の時もそうだが、戦場で戦う事で学び成長してきた。そして今、日ノ本第二の大名家になった。次は秀吉と戦い、学び、そして追い越すのだと、力強く言うのであった。


 遂に両者の頂上決戦が始まる。


 前哨戦も終わりいよいよ本番、と言った感じです。とは言えしばらくは睨み合いですが。
 少々の毒を持った秀吉もいい味だしてます。そして、家康が普通の人って感じがして親近感を持ってしまします。大いなる凡人とも称される家康、だからこその描写ですかね。

 そう言えば、三好秀次はまだ出てないですね。豊臣政権を描くなら重要な役の彼、まさか出ないって事はないよね。