2011年7月26日火曜日

進む先の極楽は…

考えてみれば8月も目前。ゲームだ同人誌だ税金だ!で金欠になりそうだから色々締めていかんと。
とまれ、TVをどうにかしないといけない訳で……はぁ、首が回らない……

気を取り直して、今週の『センゴク天正記』の感想でも。



信長の対本願寺戦略。それは朝廷権力を利用した和睦であった。
それは、朝廷さえ織田政権は思いの儘に操れると天下に知らしめる為であった。
信長の力を見せつける為の重要な和睦要請。それを担当するのは村井貞勝とそして、明智光秀であった。
最も信長を理解する光秀。この和睦が成功すれば彼こそ織田家筆頭家老となろう。

一方、織田の宿老達は困惑していた。信長の考えを読めずに。
その上、巷間に流布する織田家滅亡の噂に畏れ慄いていた。
新たな時代が始まる。それに誰もが付いて行けなかった。

そんな中、新たな時代に駆けようとする人物がいた。羽柴秀吉だ。
黒田官兵衛に発破を掛けられ、織田の筆頭家老に上り詰めよう決意する。


事態は本願寺に不利であった。
最早、これ以上戦うのは無益と思えた。だが顕如は戦い抜く事を決意する。十年もの長き戦に付き合わせてしまった門徒の為、民の為に。これしか報いる道はないと、決意する。



佐久間さんじゃないっすか!石山合戦後追放される佐久間さんじゃないっすか!!
なんか三方原以来な気がする。あそこでかっこ良く成ったと思ったのに……またヘタレてるよ。
一応、対本願寺司令官の佐久間さんの活躍に期待……は無理かな……。
兎も角、彼の動きも見てみたいですね。特にどうして追放に至ったかを。

それと、朝倉侵攻時に語られた琵琶湖水運の話が漸く身を結んだ、って感じがします。
越前から近江琵琶湖、宇治、淀川を過ぎて大阪湾に至る大水運計画が!
それを思うと何年越しなんだろうね。さすが信長壮大ですわ。

石山合戦最終章、て事で一番気になるのは今まで出て来なかった教如ですね。先週チラッと出ましたけど……本願寺分裂の原因に成った二人の対立。そこも描かれるかが気になります。
まさか殆ど出ずに終いとかないよな。

2011年7月22日金曜日

最早ギャグ

戦国3エンパの情報が出てきましたね。

戦史演武の大名家は予想通りといった感じ。

徳川家は関ヶ原直前スタートですか……
正直、三河時代からやって欲しかった。
今川配下での桶狭間や三河一向一揆、掛川城の戦い等々。
無双で描かれなかったこの辺りをやりたかったよ……

そんな徳川より気になったのは武田。
まさかの信虎時代からスタート。
こっから描いてくれるのは嬉しいんだけど、正直信玄の見た目との剥離が激し過ぎる。
あの見た目で若、って……

後、謙信、くのいちお前ら何歳ねん!!

別に信虎追放後でも良かったんじゃないかと思うんだが……


そう言えば、エディットの話が全然出て来ないね……
5エンパ並なら嬉しいのだが……そうで無くてもパーツが多いと嬉しい。今まで戦国のエディットは本当におまけ程度だったからな。その辺改善して欲しいよ。

2011年7月19日火曜日

決起の鐘が鳴る

 ちぇんごくの単行本、スルーしようかと思ったけど描き下ろしや加筆があると聞いて買っちゃいました。
読んで改めて思ったのは、本当に勉強になるな、と。
特に権威権力の話は。
これを下地に天正記が描かれているんだな、と。


今週の「センゴク天正記」は正にそれが解る回でした。
それでは感想でもでも。

三木を下し播州平定を成し遂げた秀吉。
上杉に、毛利に対し優位を獲得した信長、その次の一手は、そして彼の目指す政権の形は……

京での寄宿舎を本能寺に定めた信長。それは対朝廷工作の一つであった。
彼の野望、それは朝廷、寺社、幕府の三大権力を呑み込む事であった。
幕府権力は既に呑み込んだ、朝廷権力には布石を打ち始めた、そして寺社権力は後一押しで呑み込める所まで来た。
故に彼の次なる一手は本願寺。
十年の間戦い続けた宿敵、顕如との因縁が今決着する。


まさかの本願寺編です。
まぁ確かにセンゴクでの本願寺は対信長の要でしたからね。
余り描かれない石山合戦、その最後がどう描かれるか今から楽しみです。

そして、信長の朝廷に対する意識だが……まぁ、ある意味よくあるパターンだね。
この辺りはちぇんごく読むと解ります。有名無実となったものを廃そうとしているのですね。
と、なるとやはり絶対的君主になろうとしているのかな。この辺りもありきたりと言えばそうなるけど……
それにしても、この事に光秀は賛成している訳だが、そうなると増々本能寺の変で謀反した理由が解らなくなります。この段階でも信長の一番の理解者ですし……
はてさて、どうなることか。作中時間で後二年、楽しみですね。


あと、本願寺側に権兵衛の曾ての家臣がいたり、想い人がいたりして笑った。
そう言えば本願寺はあまり権兵衛達と関係無いがどうするんだろう。まさか殆ど出番なしとか!?
主人公ェ…

2011年7月8日金曜日

餓鬼なれど欲するものは何も無し

 祝PSN復活!!

漸く、三國無双6のダウンロードコンテンツで遊べたよ……
いやぁ本当に長かった。後は、魏以外のオリジナルコスチュームが配信されるのを待つだけだ。
まさかあんなネタになるとは思って無かったから、凄い楽しみ。

猛将伝発売も決まったし、うはうはだな。


と、無双の事は此処までにして「センゴク天正記」の感想でも。

孤立無援となった三木城は最早戦闘不能に陥った。
だがそれでも降伏しなかった。

そんな城を見つつ秀吉と小寺改、黒田官兵衛は今後の方策を話していた。
三木城を開城させるには別所一族が腹を召すしかない。だが、それだけでは鉄血の播州人はまた反乱する。だから、民の不満を取り除く事が肝要であった。
そして、こう言った裏工作の様な汚れ仕事は全て自分が引き受ける、と官兵衛は言うのであった。

鉄血の播州を収めるには苛烈な陰の支配ではいけない。陽の支配ではないと。

官兵衛の言葉は昔、秀吉が半兵衛に言った事と同じであった。だからか、空の半兵衛に言う。明るき支配者になる事を。

そして、遂にその時が来る。
長治は妻子と共に自害。一族の賀相は家臣に斬られる。
その首を以て三木城は開城するのであった。


自ら汚れ役を買って出る官兵衛、マジカッケー

そんな感じで三木の干殺し編も終了です。いや~半兵衛官兵衛の為の話でしたね。
それにしても、この官兵衛さんだと自ら進んで秀吉と距離取りそうだよ。巷では心に一物抱えてるとか、秀吉がそれを警戒した、とか言われているが実は……見たいな感じで。
官兵衛の次の活躍場所は九州になるのかな。権兵衛との関係もどうなるか楽しみ。……ただそこに行くまでどれだけ掛かるんだろう……

さて、これで三木城も終わり。次は鳥取なのかな?その後高松城だけど、権兵衛淡路島行くからな……それにそろそろ長宗我部が出てもいい頃なんだけど……何時まで同盟関係だったんだっけ?
兎に角、次の展開も目が離せませんね。

2011年7月2日土曜日

陽の元へ

 気が付けばもう土曜だよ!!

天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!!

てな訳で、遅れ気味の「センゴク天正記」感想でもでも。


光秀の手により徐々に有岡城の包囲が狭まる。
落城も時間の問題。そんな中荒木摂津は僅かな供と城を脱出する。

主なき城となった有岡城。そこに織田軍は討ち入り、落城させる。
そんな中から官兵衛は救出された。

牢に一年近く入れられた事、則ち織田に義を捧げ続けた事に羽柴軍は驚嘆する。

一方、救出された官兵衛は決意する。自らの智謀を日の本須らく啓けし事を。
全てを無くした自分に出来る事だと信じて……だが……

秀吉は認める。官兵衛こそが半兵衛の後進だと。
臣下は待っていた。必ず戻ると。
息子は生きていた。亡き輩の計らいによって。

奇跡の再開に涙する官兵衛の姿に権兵衛は彼の本質を視るのであった。

何と言う官兵衛回。
ようやっと報われた、そんな感じです。正に鉄血、官兵衛さんは男やで!

さて、有岡開城しましたが……荒木が逃げたため妻子惨殺されてなかったけ?
かなり凄惨だった気がしましたが、やめたのかな。
それと荒木さん怖いよ!病んでるよアレ!!何処まで信長の高転び見たいんだよ。

そうそう、荒木の脱出は外に援軍を呼びに行った、って話を聞いた事があります。まぁ、説の一つだけどね。その辺を採用するかな、と思ってたけど……普通に見捨てちゃったよ!

それにしても、この官兵衛は秀吉に警戒されなさそうですよね。……いや、秀吉晩年がアレだから可笑しくないか……このへんの変遷も描くのかな。まぁ小田原までならまだ大丈夫か。

そろそろ播磨編も終盤かな。そして本能寺ももう間もなく、か。