2015年4月26日日曜日

宿命の対決

 ナゴド以外でも勝ってください(念)


 今週のセンゴク一統記。


 北条と和睦ならば、織田領に攻め入らなければならない。
 果たして許されるのか、家康は自問自答する。

 自分には、今川義元や織田信長のような美しさがあるのだろうか。
 そう考える。


 笠寺にて信雄と会談を設けた。そこで、信雄から羽柴秀吉と戦う旨を聞かされる。
 家康の待望と懸念、その両方が現実となった。

 信雄から、自分を仲介にしたのはこの事態を予測していたからなのか、そう尋ねられる家康。だが、そんな事は無い、と言う。

 家康は各勢力への根回しを提案する。秀吉有利の今なら、もし仮にこちらの動きを知り、根回しに走っても各勢力は本気と取り合わないだろうから。


 会談が終わり、信雄は動く。三家老を殺害し、長宗我部に協力を要請する。


 この報を受けた秀吉は、表面上は余裕見せる。
 だが、背後に家康の影を見た秀吉は自分一人で彼を打ち破る戦略を考える。
 家康に自分の力を見せ付ける為に。



 秀吉がマジに成りましたね。
 長篠の時もそうだったけど、かなり家康に対して警戒してますね。これは最期まで家康を信じない、って感じになりそう。

 あと、信雄が割りかし馬鹿では無い感じに成りましたね。北条との仲介の事、自分に頼むのがおかしいと考えているからね。まぁ確かに、実質的な後継者と成るのは信孝(事前の評判でも)ですから、この時の信雄はちゃんと解っているんですよね。
 こうなると、この戦いでどう動くか楽しくなりますね。


 家康と秀吉の対決、この後どう動くか楽しみです。

2015年4月19日日曜日

賭けの神託

 中日が好調だけど、正直少し怖い。
 いつ反動で落ちてくるか考えると怖い。

 何とか、大型連敗しませんように。


 今週のセンゴク一統記の感想。


 家康と信雄の繋がりは天正壬午の乱に遡る。
 この時の徳川、北条の和解の仲介したのが信雄だった。

 天正壬午の乱は、最初は北条が上杉、徳川両家と争う。だが、不利と見た北条は上杉と結び狙いを徳川一つに絞る。
 兵の動員数に五倍近い差がある両家。北条の勝利かに見えた。しかしながら徳川は五倍近い北条と互角以上に戦ったのだ。これにより、両家の和睦に進むのだった。


 和睦直前、その是非を決める為に諸将が浜松城に集った。
 酒井忠次、本多忠勝は和睦に不満。榊原康政はそれもあり、と考えていた。

 家康と共に皆は和睦か否かの最終判断をする。和睦が一番である、とするもやはり不満が噴出。最終的に蜻蛉切で銀杏が切れるかどうかの賭けをすることになった。

 結果は否。銀杏は切れなかった。

 場は紛糾する。だが、家康が妻子を処断した時と同じである。と言うと他の者達は皆、押し黙ってしまった。結果を受け入れざるおえないと。


 実は家康も北条との和睦は避けたかった。それは、北条と和睦すると徳川の拡大先は西にしかなくなる。そう織田領へ攻めこまなくてはならないのだ。
 それは不義である。だが、それでもそうしなくてはいけない。その覚悟を持たなければならなかった。


 なんともはや、な展開。
 まぁ、史実を知ってるとここでの神託?はもっと別の意味があったって感じですね。
 ある意味、家康が天下を取るその一歩目というか、何というか。

 家康は、盟を破らなきゃ、と思っているけどそう歴史は動かなかったってとこかな。
 まぁ信雄のお陰で家康の懸念は杞憂となったよね。

 なんか、纏まりの無い感想だけどこの辺で。
 そういえば昌幸は出ないのかね。

2015年4月12日日曜日

受け継がれし狂気

 今週のセンゴク一統記の感想。


 淡路の権兵衛の元に秀吉からの指示が飛ぶ。
 一つは、長宗我部の来襲に備えよ。
 そして来襲したら、防戦し秀吉本隊の到着を待てと。

 もう一つは、長宗我部の兵の動員数の多さの謎を調べる事。
 こちらは内密に、とのことである。

 秀吉の四国征伐が迫っている…そう思われた。


 信雄に男児が誕生し三法師と名付けた。
 それを名分とし、秀吉は信雄の後見人としての地位を剥奪、安土城からの退去を命じる。
 無論、信雄には理解出来なかった。
 そんな彼に三家老は、力も名分もあちらにあり、どうにもならないと説得する。

 ならば力があれば問題無いと信雄は理解する。

 信雄は自らの子の為に、秀吉と戦う事を決意する。そして、三家老に相談せず、父の盟友であり、妹の旦那の父であった、家康と協力し秀吉に対抗する事を決定した。
 そんな信雄に反対する三家老だったが、すでに狂気を纏った信雄は三人を手討ちとした。



 このまま信雄が空気になると思ったら、ならなかったよ!!
 我が子の為に覚醒した信雄。その狂気は父である信長を彷彿させる。
 やはり、信長の子って感じ。信忠や信孝には無い恐ろしさを感じたよ。

 こうなってくると、俄然信雄の動きが気になって来ますね。今迄の汚名を晴らす程の活躍を期待してしまう。

2015年4月5日日曜日

静かなる炎

 今年の中日は強い(確信)

 開幕で三連敗して不安になったらその後連勝で嬉しいです。なんと言うか、今年は違う!って感じがします。
 後はこれが一過性のものにならない事を祈ります。
 解説者たちの最下位予想を覆せ!!


 今週のセンゴク一統記の感想。


 随風は幽玄の智を得るには、澱みが視えなければならないと言い。家康はその可能性を持っていると言う。
 人智を超える領域、それは幼子程踏み入る事が出来ると言う。

 
 家臣の呼び声で家康は目を醒ます。随風と会っていたのは短い時間だったが、家康には一晩以上の邂逅にも思えていた。
 僅かに残る記憶。それを思い出し、於義伊を呼び出す。


 家康の次男、於義伊。かれは正室の子では無いが、家康が長男信康と正室築山御前を処断した信康事件により、現在は嫡男と成っていた。

 薪能を見て気絶した於義伊。彼は昔、処断される前の築山御前と会う記憶を視る。


 気絶から回復した於義伊は父家康と対面する。そして家康は頭を下げ、今迄不遇していた事を詫びる。
 だが、それは夢の中でされた、と言う於義伊。そして続けて言う。徳川…松平の家は家勢あれど、同じ位の不幸もあった。そして今、五ヶ国の大大名になる家康は一層の不幸を背負っていると。

 それを聞き家康は悟る。不幸が徳川を強くすると。そして、不幸から目を背けず受け入れる事こそ、随風の考える幽玄の智に近づく第一歩であった。


 そんな中秀吉から書状が届く。それは家康の事を家臣扱いするものであった。
これに対し、家康は皆に、怒りを抑え、この屈辱を身に沁みさせ、忘れぬように言う。


 そんな中、信雄に男子が誕生するのだった。



 まさかの於義伊の登場。確かに、この後、秀吉の人質になるから出さないわけにはいかないかな?最期にチョロッと登場とか思ってたけど。

 信康事件に関しては踏入ませんでしたね。信長の命ってのは、ほぼ否定されてるけど。その時生まれている秀康、秀忠(ギリギリ生まれてなかったけ?)の歳を考えると、家康主導でもかなりの苦渋の選択って感じですけどね。
 まぁこれだけで一本、話が出来るので仕方ないのかな、深入りしないのは。


 さて、成長し続ける家康。秀吉との戦いの果てに何を視るのか楽しみです。
 そして信雄の空気の読まないっぷりが凄い。