今回の小牧長久手編で一統記は終了だそうです。
次の副題?は何になるのかな。権兵衛の本番となる(小田原まで入るよね)次の部も楽しみです。
信雄の言葉に、そんな事を言う為に戦を起こしたのかと尋ねる秀吉。
信雄は、秀吉家康両雄を戦わせる。信長の息子としてこのぐらいの余興はいいだろうと言い、高笑いした。
そんな信雄に秀吉は頭を下げ、織田家を簒奪した事を詫びる。
信雄の返答は、信長に憧れたなら櫓が壊れるまで邁進しろ、と言い。
そして、既に天下人への欲は無く、子のおしめの方が大切だと言った。
そうして、信雄と秀吉は講和した。この事に、徳川は当然の如く怒り心頭であった。そんな家臣達を家康は宥める。そして、信雄は秀吉と家康、どちらが統治者として上か比べ負けたのだと言った。
しかし、一番怒り狂っていたのは家康なのだった。物に当たり散らし、爪を噛み、この屈辱を噛み締めるのだった。
続きは関ヶ原、って感じの最後でした。
本当、小田原の後も続いて欲しい描写が多いですよね。
とまぁ、信雄としては子の命が担保されるなら、って感じですかね。元々、それがこの戦いの発端でしたからね。そういう意味では信雄としては勝ちですね。
一方、戦闘では負けなかったのに…な家康。本当、怒りを隠すのがうまくなりましたね。この屈辱が関ヶ原に繋がるのでしょう。
後、三回との事だけど、何処まで書くのかな?家康が上洛するまでだと三回に収まりそうに無いけど……どうなるかな。
2015年9月18日金曜日
二代目のうつけ
なんか普通に巨人が優勝しそうな雰囲気です。
中日、来年がんばってください。
今週のセンゴク一統記の感想。
まさかの信雄側からの和睦に驚く秀吉。直ぐに考えを廻らし、答えを出す。
秀吉の答えは和睦を受け入れる、だった。
既に、件の取次により家康信雄間に亀裂が出来ている事。信雄と和睦することにより、家康は大義を失い和睦に応じ易くなる事。
そのような理由もあり、決断する。
だが、信雄指導では駄目である。秀吉は始めから考えていたと言わんばかりに和睦条件をその場で捻り出した。
一つは、信雄からの人質提出。一つは徳川からの人質提出。最後に、信雄を羽柴徳川間の仲介人とする為に、官位を上げ領土を削減して公卿にする。
この三つを条件に上げた。
信雄側の使者、坂井三位の反応は好感触であった。
だが、その後の信雄の反応は芳しく無かった。
浅野長吉を始めとする奉行衆に交渉に当たらせるも事態は好転しなかった。
遂には、浅野が自らの非を責める発言までしてしまった。
秀吉は親類である浅野を処断するわけがない、と優しい言葉をかける。
と、同時に思い知る。家臣達が自分を恐れ始めたと。
埒の開かない交渉に、遂に秀吉自ら出る。
信雄の本城、長島城に軍事的圧力を掛け、信雄秀吉の会見を取り付けたのだった。
信雄秀吉、二人だけの会見。そこで知ったのは、信雄が徳川に無断で和睦交渉に臨んだ事。そして、徳川を納得させる為にゴネていた事だった。
すっかり、戦国大名に成長した信雄を見て、父に似てきたと秀吉は言う。
だが、信雄は秀吉こそ父に似てきたと言う。その影の背負い方に。
随分と信雄が強かになりましたね。ちょっと格好良く見えたり。
今回、段々と秀吉の黒い部分が出てきたと言うか。天下人としての業を背負い始めたって感じがします。これで、信雄は秀吉の事を認めた事になるのかな。
こうなると、次は家康の出方ですよね。次回も楽しみです。
中日、来年がんばってください。
今週のセンゴク一統記の感想。
まさかの信雄側からの和睦に驚く秀吉。直ぐに考えを廻らし、答えを出す。
秀吉の答えは和睦を受け入れる、だった。
既に、件の取次により家康信雄間に亀裂が出来ている事。信雄と和睦することにより、家康は大義を失い和睦に応じ易くなる事。
そのような理由もあり、決断する。
だが、信雄指導では駄目である。秀吉は始めから考えていたと言わんばかりに和睦条件をその場で捻り出した。
一つは、信雄からの人質提出。一つは徳川からの人質提出。最後に、信雄を羽柴徳川間の仲介人とする為に、官位を上げ領土を削減して公卿にする。
この三つを条件に上げた。
信雄側の使者、坂井三位の反応は好感触であった。
だが、その後の信雄の反応は芳しく無かった。
浅野長吉を始めとする奉行衆に交渉に当たらせるも事態は好転しなかった。
遂には、浅野が自らの非を責める発言までしてしまった。
秀吉は親類である浅野を処断するわけがない、と優しい言葉をかける。
と、同時に思い知る。家臣達が自分を恐れ始めたと。
埒の開かない交渉に、遂に秀吉自ら出る。
信雄の本城、長島城に軍事的圧力を掛け、信雄秀吉の会見を取り付けたのだった。
信雄秀吉、二人だけの会見。そこで知ったのは、信雄が徳川に無断で和睦交渉に臨んだ事。そして、徳川を納得させる為にゴネていた事だった。
すっかり、戦国大名に成長した信雄を見て、父に似てきたと秀吉は言う。
だが、信雄は秀吉こそ父に似てきたと言う。その影の背負い方に。
随分と信雄が強かになりましたね。ちょっと格好良く見えたり。
今回、段々と秀吉の黒い部分が出てきたと言うか。天下人としての業を背負い始めたって感じがします。これで、信雄は秀吉の事を認めた事になるのかな。
こうなると、次は家康の出方ですよね。次回も楽しみです。
2015年9月13日日曜日
まさかの…
今年のセ・リーグはまだまだ分かりませんね。
なお、中日……
今週のセンゴク一統記の感想。
堺衆からの資金援助で兵站は万全となった。
家康には負けたが、信雄に対しては軍事的圧力を強めている。
そんな中、民にも厭戦気分が蔓延し始めた。
そろそろ次の一手を、そう考える秀吉の元に権兵衛からの報告が入る。
彼からの報告は、長宗我部が織田・徳川連合軍に参加する見返りとして与えられる国が、備前であると言う風聞と摂津淡路播磨の三カ国であると言う風聞が飛び交っている。そして権兵衛が考えるに、これは織田、徳川別々に交渉し計四ヶ国を得ようとしているのではと推測する。
この報告は秀吉には重要なものとなった。徳川は石川数正と本多正信の二人を競わせている。此度の事は、その結果起こったのではないか。
さすれば、そこから織田、徳川を分裂させられる事も可能となる。
取り敢えず、信雄側と接触することにする秀吉。
信雄の動きは、父信長の様に読めない。そう考えた秀吉は向こうの出方次第で今後の動きを決める事とした。
だが、信雄側との接触は秀吉を困惑させた。
なんと、信雄側は和睦を提案してきたからである。
いよいよ、小牧長久手も終わりに向かってますね。
しかし、信雄からの和睦とはどういう事なんでしょうね。そもそも和睦が有り得ないと批判されているのに、信雄からとは。次回が楽しみすぎます。
秀吉の意図しない形で始まったこの戦い。終わりもそうなるのかな。
信雄の掴めなさが翻弄した戦いな感じがしてきましたね。
なお、中日……
今週のセンゴク一統記の感想。
堺衆からの資金援助で兵站は万全となった。
家康には負けたが、信雄に対しては軍事的圧力を強めている。
そんな中、民にも厭戦気分が蔓延し始めた。
そろそろ次の一手を、そう考える秀吉の元に権兵衛からの報告が入る。
彼からの報告は、長宗我部が織田・徳川連合軍に参加する見返りとして与えられる国が、備前であると言う風聞と摂津淡路播磨の三カ国であると言う風聞が飛び交っている。そして権兵衛が考えるに、これは織田、徳川別々に交渉し計四ヶ国を得ようとしているのではと推測する。
この報告は秀吉には重要なものとなった。徳川は石川数正と本多正信の二人を競わせている。此度の事は、その結果起こったのではないか。
さすれば、そこから織田、徳川を分裂させられる事も可能となる。
取り敢えず、信雄側と接触することにする秀吉。
信雄の動きは、父信長の様に読めない。そう考えた秀吉は向こうの出方次第で今後の動きを決める事とした。
だが、信雄側との接触は秀吉を困惑させた。
なんと、信雄側は和睦を提案してきたからである。
いよいよ、小牧長久手も終わりに向かってますね。
しかし、信雄からの和睦とはどういう事なんでしょうね。そもそも和睦が有り得ないと批判されているのに、信雄からとは。次回が楽しみすぎます。
秀吉の意図しない形で始まったこの戦い。終わりもそうなるのかな。
信雄の掴めなさが翻弄した戦いな感じがしてきましたね。
2015年9月6日日曜日
米は金なり
野球?もうシーズオフでしょ(白目)
来年こそはと思いつつ、今週のセンゴク一統記の感想でも。
秀吉の語る惣無事構想とは。
大名達の私戦を禁じ、天下泰平へと導く構想であった。
戦が大規模化し、割に合わなくなっている現実。そして、気候の変化により不作が減り、戦の起こる理由がなくなっている事。
これらから、惣無事構想は実現可能な政策となる。
そして、この構想の肝は米であった。
米を銭と見て、全国に流通させる。この事により飢えを無くし、戦を無くすのだ。
更に、全国に直轄領を儲け、米だけでなく、各地の特産品の流れも牛耳る事により秀吉の財力を莫大なものにする構想であった。
そして、その流通の特権を堺の商人達に与えると秀吉は約束した。
これにより堺の商人達は秀吉へと投資するのであった。
秀吉の惣無事構想、のちの江戸幕府の経済政策にも通じますね。
桶狭間戦記で書かれた小氷河期の気候変動や、信長光秀が危惧した銭の流通の不足、これらから導き出した、構想って感じがします。戦国の終焉も近い、そんな感じ。
さて、堺の商人達を繋ぎ止める事に成功した秀吉の次なる策はなんでしょうかね。
直ぐに信雄を籠絡するのかな?
来年こそはと思いつつ、今週のセンゴク一統記の感想でも。
秀吉の語る惣無事構想とは。
大名達の私戦を禁じ、天下泰平へと導く構想であった。
戦が大規模化し、割に合わなくなっている現実。そして、気候の変化により不作が減り、戦の起こる理由がなくなっている事。
これらから、惣無事構想は実現可能な政策となる。
そして、この構想の肝は米であった。
米を銭と見て、全国に流通させる。この事により飢えを無くし、戦を無くすのだ。
更に、全国に直轄領を儲け、米だけでなく、各地の特産品の流れも牛耳る事により秀吉の財力を莫大なものにする構想であった。
そして、その流通の特権を堺の商人達に与えると秀吉は約束した。
これにより堺の商人達は秀吉へと投資するのであった。
秀吉の惣無事構想、のちの江戸幕府の経済政策にも通じますね。
桶狭間戦記で書かれた小氷河期の気候変動や、信長光秀が危惧した銭の流通の不足、これらから導き出した、構想って感じがします。戦国の終焉も近い、そんな感じ。
さて、堺の商人達を繋ぎ止める事に成功した秀吉の次なる策はなんでしょうかね。
直ぐに信雄を籠絡するのかな?
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