2015年9月6日日曜日

米は金なり

 野球?もうシーズオフでしょ(白目)



 来年こそはと思いつつ、今週のセンゴク一統記の感想でも。


 秀吉の語る惣無事構想とは。
 大名達の私戦を禁じ、天下泰平へと導く構想であった。

 戦が大規模化し、割に合わなくなっている現実。そして、気候の変化により不作が減り、戦の起こる理由がなくなっている事。
 これらから、惣無事構想は実現可能な政策となる。

 そして、この構想の肝は米であった。
 米を銭と見て、全国に流通させる。この事により飢えを無くし、戦を無くすのだ。

 更に、全国に直轄領を儲け、米だけでなく、各地の特産品の流れも牛耳る事により秀吉の財力を莫大なものにする構想であった。


 そして、その流通の特権を堺の商人達に与えると秀吉は約束した。


 これにより堺の商人達は秀吉へと投資するのであった。



 秀吉の惣無事構想、のちの江戸幕府の経済政策にも通じますね。

 桶狭間戦記で書かれた小氷河期の気候変動や、信長光秀が危惧した銭の流通の不足、これらから導き出した、構想って感じがします。戦国の終焉も近い、そんな感じ。

 さて、堺の商人達を繋ぎ止める事に成功した秀吉の次なる策はなんでしょうかね。
 直ぐに信雄を籠絡するのかな?

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