2012年4月3日火曜日

雲霄三姉妹…では無い

中日、幸先のいいスタートを切れましたね。いやぁ、良かった。
今年も、優勝しますように。


さて、話は変わって今月の「茨歌仙」の感想でも。


第11話 運松庵の太公望

桜前線が日本を縦断する。
ここ、幻想郷でもまもなく開花である。
そんな訳で、今年の花見の感じに華扇が抜擢されたのである。

が、知り合いが寡いのか、あまり人は呼べないと言う。
だが霊夢は言う「人は勝手に集まる」と。そして、華扇に用意して欲しいのは酒と肴だと。

そんな花見の算段をする二人の前に現れたのは、何時ものごとく魔理沙であった。
あったのだが、不思議な事に何時もの元気が無かった。どうも、腕を怪我したそうだ。
しかも、山で虎に襲われたのだと。これには霊夢も驚きを隠せない。
だが、華扇は驚きより先に疑問が出る。魔理沙が何の目的で山に行ったのか?と。

ここでネタばらし。実は魔理沙は華扇の家に空き巣しようとしていたのだ。そう、魔理沙が遭遇した虎は華扇のペット兼門番だったのだ。その上、魔理沙は虎狩りをしようとして返り討ちにあったのだと言う。完全に自業自得である。

そんなこんなで全治ウン週間。暫くは大人しくしなければならなかった。

数日後、神社には元気に腕を振る魔理沙が現れた。何と、腕が完治したのだ。
そんな馬鹿な、有り得ない。そう思う霊夢と華扇。そして直ぐに気付く、狐だ、狐の仕業だと。
霊夢にのしかかられ、あえなく御用となった。


と、そんな訳ではなく。本物の魔理沙である。
魔理沙曰く、職漁師運松翁が医者になっていて、治してもらったと。
何やら不思議な薬?か何かを塗られて治ったらしい。しかも、取れた腕でもくっつけると言う。

そこで霊夢は初めて、華扇の右腕の包帯について訊く。それに対して酔って怪我をしたのだと吃りつつ答える。
はてさて、その場を何とか誤魔化した華扇だが、その脳内にはしっかりと運松翁の名が記憶された。


さてそれから幾日が過ぎた。川辺で漁をする運松の前に華扇が現れた。話をしようとする華扇、だが漁が済むまで、と運松は華扇を待たせるのであった。
さて、漁が終わり華扇は話をはじめる。無論、聞きたい事は薬と、腕の在り処、であった。
華扇には薬が何であったか知っていた。それは河童の腕が斬られた時に生まれる秘薬であった。
運松が手に入れた薬。それは川で拾った腕と交換したとの事。しかもその腕は二本あった、一本は箱の中に、もう一本はその箱を抱えるように外にくっついていたのだ。
その後、取り返しに来た河童に秘薬と交換したのだと言う。
つまり此処に腕はもうなかった……

値打ち物なら交換せなければよかった、と笑う運松。正に好々爺、であったが次の瞬間、眼を鋭くして言う、「昨日儂の家に来ていなかったかい?新米の仙人さんよ」と。

結局、収穫は河童の腕の話ぐらい。それと、年老いた人間は仙人じみて来ると言う事ぐらいだった。


花は満開、花見ごろ。
博麗神社で毎度行なわれる宴会。今回の幹事は華扇。
持って来たお酒は「本物の」鬼殺し。鬼をも酔わす酒である。
そして、肴は運松の釣った川魚のお造りであった。
豪華な肴に魔理沙は大満足。だが、料理担当、咲夜は貧相と一蹴する。
これが格差社会か、怒った魔理沙は咲夜を捕まえて、「誰かお造りにしろ!」と叫ぶのであった。


今回も盛り沢山だよ!!
ってな感じですな。また一歩華扇ちゃんの秘密に近づいた気がする。

まさかの、男性キャラ登場。おじいさんだけどね。
ゲームは少女縛りだから無理だろうけど、それ以外には老若男女だして欲しいよね。そうすることでもっと幻想郷が広がる気がするんだ………まぁ、誰得とか界隈の人は望んでない、とか言われるだろうけどね。

さて、華扇ちゃん。今回も空振りでしたね。と言うか片腕なら何でもいいのかな?それとも数撃ちゃ当たる戦法なのか……どうなんだろうか。

それにしても、人並み以上に飲むと言ったり、本物の鬼殺しを持って来たり、鬼フラグビンビンじゃぁないですかぁー!!
まぁ、そのフラグをぶち壊す!てな展開も有り得る訳で……とまれ、新米仙人なのは確定ぽいけどね。


そうそう、鬼ころしと言えば強いお酒の代名詞ですが、その源流をたどると飛騨高山に行き着くとか。そして、飛騨と言えば妖怪、覚。東方では古明地さとりがそう……つまりここで鬼ころしを出したのは華扇とさとりが何らかの関係を持っていると言う暗示だったんだよ!!

と、無理矢理くっつけてみたり。無茶だよね、やっぱり。

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