2013年9月13日金曜日

人心掌握の鬼

 世間では三連休だそうですね。
 つまり、次のヤンマガは土曜発売なんですね。
 …やべぇ、完全に忘れていた。

 と、言う訳でセンゴク一統記の感想を。



 信孝を迎え入れた秀吉。
 その心の機微を掴み、自分に靡く様に行動する。
 そして見事に籠絡に成功する。

 信孝付けの丹羽長秀は感心と共に秀吉に恐ろしさを覚える。


 軽い小競り合いとはいえ、遂に秀吉、光秀の戦いが始まった。

 光秀は、秀吉の歩む先は自分の理想とは真逆になると考える。
 全ての者が秀吉に心服し、全てを委ね、自ら考える事の無い傀儡の世に成ると。


 信孝から全権委任された秀吉。これで自分達二人の戦になった。
 数多の人の心の機微を掴める秀吉。だが光秀だけは違った。
 それでも、秀吉は光秀が己の中の正しさに則って動いていると見る。同時に、それだけでは人の世を渡っては行けないと考える。人の心は美醜入り交じるものだから。


 遂に、織田の両翼と呼ばれた二人が、山崎の地で激突する。



 秀吉こえぇーーーッ!!!
 と思った回でした。信孝の迷いを、焦燥を引き出した小競り合いは秀吉の指示だったからね。
 もう、完全に秀吉の掌で踊っていたよ。
 この時点では信孝は秀吉を完全に信頼したんでしょうが、この後は……
 秀吉の凄いのは兄弟仲の悪さを利用して自ら手を汚さずに始末した事ですね。これで織田家を乗っ取ったイメージを払拭出来たのですから。なお、家康は……


 さて、互いの思想の違いも描かれ、いざ決戦です。
 いやぁ~ここまで結構長かった(そうでもない)がいよいよ戦が始まるんですね。
 どうなることやら。前回では光秀のが一手上回っていたけど…

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