2013年4月14日日曜日

まさかの再登場

 今年は最下位を覚悟しないければならない。

 ベイスが落ちて来てるとはいえ、楽観視出来無い。
 とにかく投手陣の崩壊が酷い。やっぱ権藤さんをクビにしたのがアカンかったんやな。

 それよりも酷いのが巨人以外貯金無しとか…。
 どうしてこうなったのか…去年も似たようだったけどね。


 話は変わって、今月の茨歌仙の感想。


 第16話 鬼の酒器


 桜を見ながら酒を呑む三人。
 そんな中、霊夢が愚痴を零す。明日の花見の準備が面倒臭いと。
 
 今日が花見だと思い込んでいた(実際飲んでいる)華扇は疑問を感じる。
 二人の話を聞くに、どうも今日は花見の準備の日で後は魔理沙が適当に言っていたらしい。
 とまれ、もう既に花見になってはいるが……

 さて、準備の面倒臭い霊夢は、去年の評判が良かった事もあって華扇に酒の調達を頼む。
 そこで華扇は最高のお酒を用意する事にしたのだ。


 花見当日。
 今日の酒の調達係を知り、変なモノでも入ってるんじゃあないかとレミリアは訝しむ。
 
 そんな話をしている中、現れた華扇。両手で抱える程の大瓶を持って登場した。
 そしてその中には、澄んだお酒と共に変な生き物が入っていた。
 レミリアの話もあり、眉を顰める一同。そんな皆の不審を解く為に華扇は説明する。
 これは酒虫酒で、中にいるのは酒虫と言い水を美味しいお酒に替える生き物だと。
 
 
 華扇の言う通り、とても美味しいお酒で皆の不安は一瞬で吹き飛び、口々に賛美が漏れる。
 そうして、花見が始まったのだ。

 魔理沙は気になっていた。華扇が酒虫酒の説明の最後に、更に美味しくなる仕掛けをした事を。
 もしや、変なモノでも入れたのでは…そんな不安が過ぎったので、華扇に聞くことにした。
 曰く、古い知人に頼んで酒の格を上げてもらった、と。
 なんでも、その知人は酒の格をあげる杯を持っているとか。それで更にお酒が美味しくなったのだと。
 疑問が解決した魔理沙。と、そこで華扇の持って居るデカイ枡に気が付いた。
 その枡、なんと一升枡でその名も「茨木の百薬枡」との事。
 無論只の枡ではない。これでお酒を飲むと病気や怪我が治り、健康な人なら怪力になる不思議枡なのだ。
 で、早速華扇から奪って呑んでみる魔理沙。すると言葉通り霊夢を持ち上げる位の怪力になったのだ。
 更に、周りに喧伝して、回し飲みを始める始末。華扇は何度か止めようとしたが、流石は酔っぱらい達。華扇の言葉をちっとも聞かず、百薬枡で飲みまくった。
 そんな様子を見て、華扇は諦め、取り敢えず呑み過ぎを注意するだけに留まった。


 翌日、散々たる状況の博麗神社に現れたのは早苗だった。宴会に巻き込まれるのが嫌だった早苗は翌日に来て「やしょうま」のおすそわけに来たのだが…そこに居たのは乱暴な言葉遣いと乱暴な振る舞いをする霊夢だった。
 何が何だか解らない早苗。そこに現れた魔理沙もまた、乱暴な御仁に成っていた。
 野太い声で笑いあう二人からこっそり逃げた早苗。
 もしや偽物?と考えた時に華扇が現れた。此方は二人と違って素面だった。

 と、此処でネタばらし。あの百薬枡、副作用で性格が鬼のように成るのだとか。しかも、呑み続けると体まで鬼化するとの事であった。
 因みに、華扇の右腕には効果がない……というよりは腐るのを防ぐ程度にしか治らないらしい。そして、傷が癒えるまでは副作用も出ないと……


 酒の格をあげる杯を持つ知人。それは地底に棲む鬼、星熊勇儀であった。勇儀から話を聞いた萃香は華扇に会うため神社の屋根に現れた。だが、華扇が仙人のフリして悪巧みしていると悟るとそのまま合わずに帰って行ったのであった。


 華扇ちゃん、自分の正体隠す気ゼロでしょ!!!

 と言うか霊夢は酒虫の事をちゃんと思い出すべきですよ。
 まぁ、魔理沙もだけど……

 今回の話は色々と面白かったですね。一番驚いたのは酒虫。三月精で出てきたあれがまた出てくるとは思いませんでした。茨歌仙では随分とリアルな造形になってたけど。
 そう考えると、三月精で言っていた鬼の国=地底なんでしょうね。
 霊夢と魔理沙は萃香から話を聞いてたのに忘れてしまったのか。作中でもウン年前になって覚えていないのかしら。魔理沙は兎も角、霊夢は多少訝しんでいたけど。
 ……そういえば、華扇の能力って可能性もあるのか。
 そう考えると永遠亭メンバーがいなくてよかったですね。いたら一発バレですから。

 後、星熊杯の話は口授が初めてでしたっけ。
 そして茨木の百薬枡。鬼は特殊な酒器を持っている設定みたいなのでこれはもう……
 少なくとも鬼と知り合いなのは確定的に明らかですよ。

 それにしても今回だけで、ここまで鬼との繋がりを出してくるとは思いませんでした。と言うか今回で読者にはもう、すでに正体は確定でしょう。
 最後に萃香にもバレたし。
 一気に核心に近づいた今回だけど…三巻発売日を考えると、後一冊分話は続きそうですね。
 じゃないと、次の六月発売号で最終回になってしまいますから。
 そう考えると後6、7話ぐらい?結構ありますね。と、なるとまた暫く放置になるのかね?

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