2013年4月10日水曜日

偉大なる男の死

 昌は凄い(小並感)

 やっぱり昌は救世主なんだね、知ってるんだから。

 これで投壊現象が収まってくれればいいんだけど。
 まぁ、神宮じゃあないから、大丈夫かな?
 …今年も関東が鬼門になりそうやね…


 さて、今週の「センゴク一統記」の感想に移ります。


 信長は、女には逃げるように、そして男には建物に火を付けるよう指示を出し、自身は奥の部屋へろ去って行く。


 最期の時。信長は墨をするが、折れてしまう。
 代わりに刀を持ち、激昂を顕に机の上の紙に刺した。
 そこには何と自分の名前が書かれていた。
 そう、今迄の様に、今度は自分の名前を墨で消そうとしていたのだ。

 今迄、信長と敵対し敗れ、名前を消された者達。それと同様、信長も夢半ばで果てるのか!
 と自分自身を罵倒する。
 だが、同時に人間を生き切った満足も感じていた。

 他者を排し、愛執を持った者を打ち破ってきた信長。だが今、世界と一つになる。

 下克上の申し子、織田信長。今、下克上にて死ぬ事によってその全てを堪能する。

 愉悦の高笑いと共に信長は腹を切る。

 そして、炎と共に戦国の世から消え去るのだった。


 さよなら、信様。本当にさよなら。

 かっこいいと言うか、熱い最期でした。
 夢半ばで果つるとも大満足で逝けてよかったですね。

 下克上で伸し上がり、そして下克上で滅亡する。まさしく下克上の申し子信長でした。
 熱い感動と、少しの寂しさを感じる、今回の話でした。

 さて、これで時代は大きく代わります。次の天下の主役は羽柴秀吉。此処を中心に話は展開するのかな。
 まぁ、もう暫くは光秀視点で話が進みそうだけど。

 ……家康もチョロット出てきて欲しいね。

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