2012年12月2日日曜日

離間の計?

 鈴奈庵は前後編で毎月掲載、ですかね。
 と、なると単行本発売までは一年くらいかかるのかな?

 兎も角、今月の鈴奈庵の感想でも。


 第二話「妖怪対峙の師走 前編」

 阿求の屋敷に呼ばれた小鈴。
 そこで見せられたのは文字の欠けている巻物であった。
 小鈴はそれが妖怪字喰い虫の仕業と看過する。そして、貸本業の大敵字喰い虫をどうにかしようと息を巻くのであった。


 一方、博麗神社から人里方面に謎の煙が見えた。
 すわ火災か!?と霊夢と魔理沙は人里に駆けつけるも人里に火事が起きた様子は無かった。
 近くにあった鈴奈庵で訊くも、虫を燻り出したくらいで他には何もしてないと言う。
 
 他の住人に訊いても、何も無かったばかりで収穫も無二人は人里を後にする。

 だが、霊夢は不穏な気配を感じていた。


 それから日が過ぎ、食事を摂っていた霊夢の元に泡を食った魔理沙が現れる。
 そしていきなり水をぶっかけたのだった。


 濡れた畳を拭かせ、魔理沙から話を訊く。
 それによると、神社から大量の煙が出たので火事だと思ったとの事。
 だが、無論神社で火事など起こってない。
 
 訝しむ魔理沙。そんなふたりの元に小鈴が現れるのだった。



 そういえば虫干しの季節ですね。
 と思った話でした。

 普通に考えれば謎の煙=字喰い虫でしょうね。何か捻りを入れようとしない限り。

 それにしても、ちょっとホラーな感じですね。正に妖怪漫画と言った感じで。
 連載前に水木氏がどうの、とか話題に上ってましたが何となく解った気がします。
 可愛らしい女の子とおどろおどろしい妖怪。その両方を描けるとは、僕は敬意を表する!

 この感じだと正統な妖怪漫画路線になるのかな。……正統に激しい違和感があるが……
 それに後編だどうなるか解らないからね。

 このまま読者の予想通りになるのか、それとも裏切るのか。後編が楽しみですね。

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