2012年7月28日土曜日

今切談話

戦国無双4は再来年発売予定だとか……
 規模が大きいとか何とか、なので新キャラ大量投入を期待していいんでしょうか。

 それにしても再来年は長いや……


 話は変わって「センゴク一統記」の感想でも。


 船橋を渡る信長。
 ふと、眼に止まったのは周りの者より肥えた百姓であった。
 信長は訊く、なぜそんなに肥えたのかと。
 百姓は信長に威圧されて声が出ない。変わりに答えた者曰く、村で質素倹約に務めるも自重出来ず。その上、他の者にも分け与えると。

 その返答を聞き、信長は百姓に布を与える。
 そして言った。質素倹約、無用と。


 今切の渡し。舟の上で信長と家康が話をしていた。
 信長が見せた陶器。それは島津家が信長に献上しようと探している物であった。
 それは織田家の力をまざまざと見せ付けるもので、家康も恐怖する。

 これにて島津義久は織田に従うしかなくなり、大友も先の和睦斡旋により織田の意向を拒絶出来無い。
 そうして、二家に毛利征伐を命じ、信長自身も出陣することにより、毛利を東西から挟み撃ちにする算段であった。
 他に反抗している長宗我部には三男、信孝に丹羽を付け当たらせる考えである。

 それを聞き、年内には織田安定政権が発足すると家康は考えた。

 だが、信長の考えは違った。
 先の百姓達もそうだったが、次第に倹約の心が民衆に広まっていた。
 同時に下克上の熱気も収まりつつある。

 家康はいい事だと思ったが、信長は違う。

 銭の流れが滞れば、我が舟は転覆すると。



 恵瓊の予言ですね、わかります。

 と、云うことで、信長も恵瓊の言葉を重々理解しているみたいですね。
 銭の奔流で拡大して来た織田家。そして一統に向かえば向かう程その流れが緩やかになり、銭によって保っていた織田家は崩壊する……
 無論、信長は何らかの策を考えているとは思うが…さてどうなるか。

 史実やちぇんごくでは国内統一が済んだら外征、大陸へ出兵を考えていたみたいだが、そのまま持ってくるのかな。個人的には他の策が見てみたい。


 戦国のこの頃は成長の頭打ちの時代なんですよね。やはり大名は土地が資本ですから、統一されればそれ以上土地が増える事は無い。あっても大きく増えることは無いですからね。
 秀吉もこの事態に直面し、外征へと乗り出す訳ですが……まぁ、大失敗。

 成長から成熟への転換は非常に重要です。天下で言えば統一と安定は違う見たいな。
 秀吉は統一は出来たが、安定持続が出来なかったからね。
 さて、信長はそのあたりどう考えていたか…いろいろ気になりますね。


 と、史実語りはこんな所で。センゴクではまで三職推任は出てない…ですよね。
 そこも楽しみだったりします。

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