2010年8月31日火曜日

雨将軍

 今週の桶狭間戦記。

 ついに激突の時まであと僅かです。
 
 沓掛から大高に向かう途中、千秋さんの討取りを聞き進路変更する義元。
 熱田宮司一族の千秋さんの首を使い、手早く熱田制圧を狙ったわけですが……


 と、その後の展開を知ってる我らに取っては刺し違えてでも止めたくなる場面ですよ。
 でも、義元の判断は間違ってないんだよな。信長の奇襲も予測しているし。

 その時最良の選択でも最善の結果になるとは限らない。
 そんな好例を見ている気になります。

 長篠でも思ったけど、みんなその時を一生懸命に生きているんだなと想います。それを考えると結果だけを見る我らが彼らを評するのはどうなんだろうと思えてきます……。
 ただ、信雄は……ねぇ……


 さて、ここまで見ると正に信長に天が味方した。ですね。
 知力体力時の運、運も実力の内なのですね。
 ただ、そういう理外のモノを嫌う人が多いんですよね。
 だから、信長には全て解っていた、桶狭間の勝敗は必然だった。そんな「ものがたり」が多勢を締めるんですよね。


 しかしまだ雨は降らぬのか。

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