2012年5月10日木曜日

武田で始まり、武田で終わる

なんと、センゴク天正記が後三話で完結だそうな。
 そして、第三部開始、と。

 ……ある意味予想されていたけれど、まさか武田征伐で終わりとは思わなかった。てっきり本能寺で〆かと。
 しかし、第三部が初っ端から本能寺とは……開幕からクライマックスとはまさにこの事だよ!!


 さて、そんなこんなで「センゴク天正記」感想、はじめるよ~


 隆盛の折りには諂い、落日には早々に見限る。そんな臣下に嫌気がさした嫡男、信勝は楯無を焼き自刃しようと父、勝頼に進言する。
 だが、勝頼には武田当主としてやることがあった。その為に今はまだ生きる事にする。


 織田の進軍が激化するなか、小山田信茂は思量していた。そして部下に命ずる、虎口を固める様に。

 真田昌幸は憤慨していた。古参の将達が自身の策に賛同していれば此の様な自体にはならなかったと。
 だがそれも、もう遅い。武田滅亡は火を見るより明らか。昌幸は北条を通じ織田に接触を図ろうとする。


 勝頼の夫人は北条の血脈。しかも結婚してから日が浅い、なので北条へ送り返そうとする。
 だが、夫人はそれを拒む。四年ほどの短い年月だが、勝頼の私心の無さとひたむきさに打たれ、最期まで伴に居る事を選んだ。

 そして……

 勝頼は、反逆した者の人質と共に新府城に火を放った。
 新たな武田の拠点となる筈だった新府城。だがそれは夢幻に消える。
 燃え盛る炎を背に、勝頼一行は最期の旅路へと向かう。



 悲壮感たっぷりの新府城落ちです。
 信勝は初登場ですが、この後直ぐに亡くなります…すごく悲しいです…

 取り敢えず、北条夫人のかっこ良さに痺れました。勝頼と添い遂げようとするなんて…
 なかなか言えないよ。


 さて、通説の小山田と真田が~の話はしないみたいなので、このまま郡内へ直行なのでしょうか?
 それとも天目山へ行くのか。
 兎も角、あと三話。勝頼の最期、刮目して見よ!!

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