2012年5月21日月曜日

そして最期の地へ

さぁさ、ラストまで後僅か「センゴク天正記」の感想、はじめるよ~

 一週間遅れだけどな!!


 自領に来るように薦めた小山田であったが、それは暗に潔い最期を、と言う意味であった。
 その為、未だに足掻き自領に訪れた勝頼を追い返した。

 領内を彷徨い、辿り着いたのは田野。かつて武田当主が自害した天目山、その麓である。
 僅かな供と女房衆。散々な有様である。
 勝頼妹は言う。祖父や父。そして兄の所業が因果を巡り今の惨状に繋がったのだと。
 下種な大名職。だがそれでも勝頼はそれを全うしようとしていた。


 一方、信長は岐阜に着いた。
 そこで、信忠夫人に言われる。「わが子、三法師にも因果が降り掛かるのではないか」と。
 信長は言う。下種な大名職と言えど、天下平定を成し遂げ因果を断つと。


 最期の時は迫っていた。滝川隊が勝頼達を補足していた。
 勝頼は女房達を生害し、先に冥府へと送る。
 ここまで付き従った僅かな供達と共に最期の戦へと向かう。
 
 そんな勝頼の耳に声が聞こえる。
 振り返るとそこには亡くなった父、信玄が居た。


 クライマックス!って感じですね。
 
 勝頼と信長の対比は面白かったですね。
 只々大名職を全うしようとする勝頼とその先を見る信長。その違いが、此度の戦の結果になった。そんな感じでした、

 あと、信忠夫人の憂いですが…何となく清須会議の伏線になりそうな……
 因果が巡らぬよう、喜んで天下を差し出す、みたいな展開になりそう。

 とは言え、先は長そう。一旦休載、本能寺、山崎を経て、ですからね。



 最期に出てきた信玄は勝頼に何を語るのか……次回を、その最期を刮目して見よ。



 蛇足。
 センゴクの最新刊見て気がついたんですが。自分、小西と高山を間違えていたみたいですね。
 何で、間違えたんだろう。二回も出ていたのに……
 恥ずかしい~

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