遂に最終回を迎えた桶狭間戦記。
始まったのは凡そ3年前、でしたっけ。その頃はまだ各月でいつ終わるか判りませんでしたから。
本当に感慨深いです。
さて今回は、今川家と三傑のその後、って感じです。
信長勝利の報に湧く熱田の商人達。だが、図書助だけは懸念を抱きます。
……なんか商人の息子コンビは楽観視し過ぎですね。前の信長の意図を考える話の時も思ったが。
この辺は亀の甲より年の功って感じなのですかね。
前回、スルーされた元康ですが……ここでまさかの雪斎との繋がりが描かれるとは!驚きです。
しかも、後の天下取りへの伏線まで張っちゃうとは、思いも寄らなかったです。
秀吉は堺の町で情報収集中です。この後、吉乃のコネで織田軍に属するが……まだ正式に加入してないみたいですね。
さて、秀吉が何故堺に居るのか、それは……
尾張防衛に成功した信長は既に次に目を向けてました。その一環として秀吉を堺に派遣したのです。
信長の目の向く先、それは天下です。
人々が大言壮語と嘲笑う中、信長は十年も経たずに上洛してしまいます。
そして、センゴク本編に繋がるのですね。
さて、最後に今川家ですが……
再び寿桂尼が執政をします。ここの唐鏡に祈る場面は、一巻描き下ろしをリスペクトしているんですね、分かります。
そんな中で、寿桂尼は陽の光が暖かく成っているのを感じます。そう、戦国時代の発端となった小氷河期が終わりに近付き始めたのです。
最後に戦国時代とは何かを語り、桶狭間戦記、これにて終となり候。
いや~面白かった。ここから天下統一が始まる。そんな回でした。終わりではなく、始まりの回でした。
来月発売の単行本が楽しみですね。描き下ろしはなんだろうかな?
氏真が全く出て来なかったのは何でだったんだろう。今川家の最後も描かれなかったし。
また今後何処かで描く予定があるのかな?家康の回想とかで。
それと、朝比奈さんの戦後って描いてあったけ?
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