先週と今週のセンゴク権兵衛の感想。
秀吉の側室に決まった茶々。そんな彼女の為に大坂城に新たに淀の丸を造り住まわす事を決める。そこから彼女は淀殿と呼ばれる様になる。
茶々の心には母との約束があった。どちらの人生がより輝いているか、と。
秀吉との初めての夜。茶々は痛みに耐えられず、つい秀吉の頭を叩いてしまった。
当然、怒り心頭。翌日奉行衆の前でその怒りをぶち撒けるのだった。
それは乳母の大野の策であった。失敗すれば、首が飛ぶ事もある。しかし、末席から伸し上がるには危険な橋を渡らねばならない。茶々はその賭けに乗ったのだ。
秀吉は怒りの中で、懐かしさを覚え始めた。嘗て、主君より叩かれた事を思い出したのだ。一時は淀の丸の話も無かった事しようと思った。しかし思い直して、そのまま普請を続けさせるのだった。
そして秀吉は茶々にご執心となった。その様々な技ですっかり虜となり、ご機嫌であった。
一方、権兵衛は黒岩で様々な人の生業を聞いているのだった。その中で、時には亡くなった田宮の事を思い出す事もあった。
そんな夫を見る藤。彼女は自分が権兵衛の力に中々成れない事から、本当の夫婦に成れてないと悟るのだった。
ご機嫌の秀吉は利休より権兵衛の様子を報告される。大人しくしていると聞き、秀吉は一万石の扶持を与える事を決めた。
この沙汰に奉行衆は驚く。そして権兵衛自身も驚き、困惑する。未だに気持ちに整理がついてない権兵衛。彼は予てより考えていた、高野山行きを藤に話す。様々な事情を持つ者が集まる聖地高野山。そこで色んな人から話を聞き、自らの行く末の答えを見つける為に。
帰るのはいつになるかは分からない。それでも藤は送り出す事にする。それは権兵衛と本当の夫婦になる為に。
すっかり秀吉は骨抜きですね。
茶々はかなり強かですね。下克上か、復讐か。どちらにせよ秀吉を利用する気まんまんって感じがします。
そして権兵衛は高野山行きですか。もしかしたら、どこかで妙算が出てくるのかな。根来から遠くないし。兎も角ここで誰と会い、どう言う結論を下すのか、楽しみですね。
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