2016年12月31日土曜日

今年も終わり

 激動の年だった2016年も終わりますね。

 さて、センゴク権兵衛の今回と前回の感想を簡単に。


 島津家久にスポットを当てた過去編が始まりました。毛利以来恒例ですね。

 三州統一を果たした島津家。義久、(後の)義弘、歳久は今後を協議します。
 結果、九州統一を狙い、大義名分を得るため織田と会見する事に決まります。
 その使いに選ばれたのが家久です。

 彼らの祖父は、彼らが幼い頃にそれぞれ子犬を与え。その後に子犬を殺してどう出るかによって性格を見ていました。それにより家久は何処か恐ろしさを秘めていると祖父は判断していた。

 明るい家久。そんな彼と上洛に付き合おうと多くの供が集まります。
 彼らと共に珍道中。行く先々で宴会しつつ歩を進めます。
 そんな中、関所に止められます。中では役人が女性隅から隅まで調べていました。明らかに必要以上に。それに家久は切れかけました。しかしお供が先に役人に殴り掛かる事により、何事もなく、通過するのであった。


 途中、厳島によります。そこで家久は脳内で元就と戦い、破れ悔しがるのでした。
 
 また、ある時えびす屋と言う宿屋に泊まる時。神様と同じ名前だ、と言い畏まる、そんな敬虔な姿も見せるのだった。


 そんなこんなで漸く上洛。歌人紹巴に会うのだった。
 家久に会った紹巴は、彼は多くを見える者。と言い、信長や秀吉と同じと評価した。
 無論、家久は謙遜、否定する。

 さて、紹巴の弟子の家に泊まった翌朝。帰陣する信長の軍と相まみえる。多くの見物人と共に信長を見る家久。連戦からか、馬上で眠る信長。それを見、またも脳内で戦をする家久。元就に続き破れてしまうのであった。


 アオリで書いてたけど、長篠前なんですね。本能寺以来の信長見られて嬉しいです。
 島津は家久中心に描くみたいですね。まぁ、権兵衛と因縁深いの彼だからそうなるかな。

 さてこの上洛の話、何処まで続くのかな?
 以前、家久の上洛で権兵衛と会わすのでは、みたいな予測が有ったけど、そうなるのかな。
 それにしても、センゴクの物語も終わりが見えてきた感がありますね。来年何処まで進むか楽しみです。

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