中日、最下位っぽいです……
気を取り直して、先週と今週のセンゴク権兵衛の感想を。
仙石と三好隊は喜岡城を攻め落とし、城兵悉くを討ち取った。
その効果もあったのか他の城は戦わずして開城する。秀家率いる羽柴軍は順調に進軍し、次の攻撃目標を植田城とする。
植田城は元親の親族、戸波が守っていた。そこで官兵衛は降伏を戸波に勧めるのだった。
戸波は承知し、三日で城兵を説得し開城すると言った。しかし、官兵衛は一日で開城を、と強く求める。戸波は渋々了承し、その代わり、説得し易い様に態と城を囲み圧力を掛けるよう頼んだ。
翌日、戸波は部下の首を並べてもう少し待って欲しいと官兵衛に懇願する。
官兵衛は話が違うと言うも、忠臣を斬る事になったと慟哭する戸波に返す言葉がなかった。
植田城をどうするべきか。諸将が集まり、軍議が始まる。
だが、既に羽柴勢は元親の策に嵌っていたのだ。
元親は植田城を囮に、敵を引き付け、山間の道を気取られぬ様に駆け、挟撃する策を取っていたのだ。
既に元親は動き始めた。しかし、羽柴勢は未だ軍議の途中であった。
権兵衛や三郎は城攻めに転じるべきだと主張する。勿論、官兵衛は反対であり、攻めるにしても、策を練れと言う。そんな彼に対して二人は「策はある、戦っている内に出てくる」なんてのたまった。しかし、官兵衛はその言葉に引っかかりを感じ、二人に引田の戦いの詳細を訊くのだった。
もう少しで敵本陣。元親はそこまで近づいていた。しかし、元親の元に驚くべき報が届く、既に敵の姿は無い、と。
引田の戦いの詳細を聴いた官兵衛は、既に自分達が敵の罠に嵌ってる事に気が付いた。既に打てる策は無く。唯一の方法は、権兵衛の言う逃げるだけであった。
しかし、逃げると言う事は、他軍と合流すること。それはその軍の風下に立つ事になり、出世の道が遠のく事であった。だが……
三好三郎は元親が英雄であり、逃げる事は恥ずべき事では無いと言う。
黒田官兵衛、蜂須賀小六は出世しすぎる事の怖さを知っていた。
そして、宇喜多秀家は自身より羽柴家を優先する。
こうして、反対する権兵衛を尻目に、撤退、合流を選ぶのだった。
これは、全くもって元親の予想外の出来事であった。
宇喜多ら諸将は、四国攻め総大将小一郎の元に入った。
そして、木津城を攻めるのだった。官兵衛は三好三郎から譲られた三好笑岩の面頬を手土産に東条を説得し、開城させる。
そんな中、秀吉が四国に出向くと知らせが入る。
何故か。その時、秀吉には関白叙任の話が舞い込んでいたのだった。
色々、濃い二話でした。と言うか、この二話が四国征伐のターニングポイントって感じですからね。
各個撃破を考えていた元親と、敵の策を見抜き讃岐から撤退し小一郎と合流した官兵衛で大筋の決着がついてますからね。この後、戦略の崩れた元親がどうするか、って所でもあるけど…難しいですね。
そして遂に秀吉が関白就任ですか。と、同時に豊臣秀吉になるんですね。この当たり、じっくりやるのかな?来週に期待ですね。
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