2015年1月25日日曜日

府中にて

 今週のセンゴク一統記の感想。


 全軍撤退した柴田軍。

 勝家は利家の居城、府中城へと赴く。
 一体何をしに……ざわめく城内を鎮め、利家は丁重に迎え入れる。

 勝家は、利家を全く責めずに寧ろこれからは秀吉に尽くしてくれと言う。
 そして一杯の湯漬けを所望するのであった。

 利家は自ら作ると言い、台所に赴くと涙を流すのであった。


 府中城を離れ北ノ庄城へと行軍する。だが、敗戦の後どう家に帰ればいいのか判らず勝家は皆に聞く。
 そこで一人の老兵が、悲しいある親子の話をする。そして、子は親を良く見ているし、武家の子としてどう迎え入れればいいか知ってると言った。

 その言葉を胸に仕舞い、勝家は帰城する。



 戦後の利家と勝家の話は好きな逸話の一つですね。敗戦の原因の一つ、その張本人に向かってのこの言葉。彼の器の大きさを物語るエピソードですよ。

 後半の話はちょっと恐ろしかったですね。同時に当時の苛酷さが窺い知れます。
 ……これって元ネタは何なんだろう?

 後、玄蕃が生きてましたね。この戦で討ち死にした、と思っていたけどど自分の勘違いだったか。これからどうなるんだろう。

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